出産内祝いのマナーと金額の目安

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出産から産後100日までは、イベントがめじろ押し!しっかりと産後のスケジュールを管理しておきましょう。内祝いのマナーとギフト選びのコツをまとめてみました。

赤ちゃんの誕生は、両親はもちろん、周囲の者も幸せにしてくれます。この慶びをたくさんの人と分かち合うために物に託したものが、「内祝い」。現在は出産祝いに対するお返しの意味と考えるのが一般的です。

また赤ちゃんの名前のお披露目の意味もあります。お祝いをいただいたら、お返しを贈るだけでなく「ありがとう」の感謝の気持ちを込めて、是非お礼状もお忘れなく!



妊婦の時から押さえておきたいポイント

出産から産後100日までは、イベントがめじろ押しです。出産後は、赤ちゃんの世話だけでも忙しい上に母体の体調もまだ回復していません。だからこそ妊娠中に内祝いのカタログをチェックしたり、お返しの贈り先の住所整理をしておくべきです。

里帰り出産でも自宅にお祝いが届いていたら、品物リストを作って贈りもれのないように、しっかりとチェックしておきましょう。

昔と違う現代の内祝い

内祝いの「内」とは「家」のこと。自分の家のお祝い事の時に、慶びをおすそ分けするという意味で、お祝いをいただかなくても、周囲の人に品物を贈っていたそうです。

また昔は、赤ちゃんが生まれたご報告とあいさつを兼ねて、お世話になった人を家に招いてお披露目のお祝いをしたり、お宮参りをすませた帰りにお赤飯や紅白のお餅を親類や近所に配っていました。

今では、お祝いをいただいた方に対してのお返しと考えるようになっています。もちろん住む地域によっては、お菓子やお赤飯を持参して、ご近所やこれからお世話になる方へ贈ってもかまいません。

・最新版!内祝いのご提案
たとえば、ホームパーティを開いて、親しいママ仲間をご招待。幸せのお福分けとして赤ちゃんのお披露目を内祝いとします。なかなかおしゃれで、スマートな内祝いにいかがでしょうか。

両親や義父母への内祝い

身内に関しての内祝いはケースバイケースで考えてみましょう。例えば自分の両親ならば、直接聞けます。「お返しはいらない、お金は子供に使いなさい」と言うかもしれません。反対に「実はこういうものが欲しいのだけれど」とリクエストがくるかもしれません。それならば、きちんと感謝をこめて内祝いを贈ったほうが良いでしょうね。高額な金額を頂いてもお返しは3分の1以下でも大丈夫です。「ありがとう」の感謝の気持ちを伝えることが大事なのです。

義父母の場合は、ご主人に聞いてもらいましょう。住む地域によっては昔ながらの慣習があります。内祝いをもらって嬉しいことには間違いありません。

また品物を贈るだけでなく、お食初めの時に両家をホテルや料亭に招待してご馳走するのも一つの方法です。かわいい孫の誕生なのですから自分のことのようにきっと喜んでもらえるでしょう。

どんなものを内祝いとして選べばいいのかいろいろ悩むもの。贈る相手の顔を思い浮かべて、上手にセレクトできるかが大事なポイントです。

内祝いのお返しの時期と金額の目安

生後1ケ月前後、お宮参りを目安に贈るのが一般的。遅くても生後2カ月になる前には贈りましょう。

お返しの金額は、贈られた金額や品物の半分から3分の1から程度の品物と考えるのが一般的です。

・「半返し」は守らなくてもOK
高額な金品を頂いたら……目上の方や最も身近な身内である両親や義父母の場合です。相場どおりにお返しすればかなり高額になり、返ってお互いに気を使ってしまいます。この場合は3分の1以下でも構いません。金額の相場にこだわらず、心を込めた品物を選んでみてはいかがでしょうか。

・メッセージカード
赤ちゃんの名前のお披露目の意味でもある内祝いです。のしに名前を書くだけでなく、名前の由来などをひと言加えたメッセージカードを贈ってみてはいかがでしょうか。親戚や親しい友人には、写真つきカードで赤ちゃんのお披露目をしてもよいでしょう。

ケース別お祝いギフトのコツ

出産のお祝いは、親戚関係や親しい方から頂くことが多いものです。相手の好みや家族構成がわかっている場合は、そのライフスタイルを思い浮かべながら、喜ばれるギフト選びをしてみましょう。

・同年代……おしゃれなアイテム。キーワードは、「自分では買わないけれど、もらってうれしいもの」たとえば、ブランドやナチュラル志向のもの。スイーツや紅茶などの食品類。

・シングルやカップル……おしゃれな生活雑貨などデザイナーズアイテム。ブランド志向のスイーツや食品類など。

・育ち盛りの子どものいるファミリー……生活消耗品をオススメします。洗剤やタオルなどいくらあっても助かります。天然素材の飲料やスイーツなども喜ばれる定番ギフト。

普段お付き合いのない親戚や会社関係などは、相手の好みや性格がわかりません。こんな場合は定番ギフトが無難。たとえば、健康志向の食用オイル・紅茶・コーヒー・石鹸・洗剤・ハンカチ・タオルなどの実用品。またたくさんのアイテムから自由に選べるカタログギフトもオススメします。

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