母乳をたくさん出すために必要な5つの方法

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母乳で赤ちゃんを育てたいと思っていても、すぐに最初から沢山出るわけではありません。

中には特に不自由なく母乳が溢れてくる人もいるでしょう。

でも、そんな人ばかりではなく、とても苦労して母乳を出そうと思っている人もいるはずです。

そんな人に少しでも気持ちを楽に母乳育児してもらえるように5つの方法を教えます。



頻回授乳は必ず必要

粉ミルクの場合は2時間から3時間空けて赤ちゃんに飲ませて下さいと産院で言われると思います。
それは、人工乳は赤ちゃんの胃に負担がかかるからです。
そのために2~3時間は空けないといけません。
でも、母乳は沢山飲ませるのがいいのです。
頻繁に授乳する事で、刺激になり母乳が沢山作られます。逆に時間を空けてしまうと おっぱいが母乳を作らなくてもいいと勘違いしてしまい分泌される量が減ってしまいます。最初のうちは1日15回以上は授乳したほうがいいです。

定期的におっぱいマッサージに行こう。

おっぱいマッサージをしてもらうことで、古い母乳が絞り出され新鮮で美味しいおっぱいが分泌されるようになります。
授乳回数が少なかったり、赤ちゃんの飲み方が悪いと飲みきれなかったおっぱいが乳管に溜まってしまい、しこりの原因になったり乳腺炎を引き起こす原因になったりします。
おっぱいマッサージをしてくれる所に行き、古い溜まったおっぱいを出してもらいましょう。乳管が詰まっているとおっぱいの出も悪くなり、赤ちゃんの飲みも悪くなります。
乳腺炎の予防にもなるので、定期的におっぱいマッサージに行くことをおススメします。

食事には十分気を付けよう。

美味しくて質のいいおっぱいを作るには、お母さんが食べる食事がとても重要になってきます。
脂っこいものを好んで食べたり、甘いものを食べたり、カフェインが多い飲み物を沢山飲んでいたりすると、質の悪い黄色みがかった臭いのあるおっぱいが出てきます。
一度、ご自分のおっぱいの色と臭い、時には味見をしてみましょう。
自分が飲めると思うものを赤ちゃんに与えたいですよね。
美味しくないおっぱいを大切な赤ちゃんにあげたいとは思いません。
なるべく淡白な肉や魚。野菜を中心にパンよりも白米を多く食べるようにしましょう。

万が一の時には粉ミルクを使いましょう。

必死に母乳で育てたいと思っていても、どんなに頻回授乳しても、すぐに赤ちゃんが欲しいだけ出るものではありません。
授乳が終わったと思ったら足りないと泣き出す赤ちゃんもいます。
あまり、そういう状態が続いてしまっては、赤ちゃんにもお母さんにもストレスになりよくありません。
そんな時は粉ミルクをあげればいいのです。
ただあげる分量は40から60ミリです。粉ミルクの表示の月齢の分量通りにあげてしまうと、赤ちゃんは飲みやすくすぐにお腹がいっぱいになる粉ミルクを好んでしまう事があります。
お母さんのストレスも母乳には良くないので、疲れてどうしようもない場合は粉ミルクを少し母乳を飲ませた後に飲ませてみましょう。

飲み物にも工夫してみよう。

母乳育児にはお母さんの水分補給が重要です。
水分不足でしたら、しっかり沢山の母乳を出す事も出来ません。
特に効果が高いと言われているのがルイボスティーやタンポポ茶です。
これらはノンカフェインですし、母乳育児をしているお母さんたちの強い味方になります。
ちょっとしたリラックスタイムにコーヒーの代わりに飲むのもいいですし、どうしてもコーヒーがいいと思う人はタンポポコーヒーもあります。
麦茶やコーヒー、お水を飲む代わりにこれらを上手く利用すれば母乳の分泌にも助かります。

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