夜型生活が子供にもたらす影響

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ここ数年、私たちの生活は次第に、夜型に変わって来ています。

男性ばかりではなく、女性が社会進出することで、幼いころから保育園に、預けられる子供の中には、夕方から親子としての時間が始まり、親と一緒に夜遅くまで、起きている子が大勢いるようです。



夜型子供の特徴とは

夜型の子供は、当然のことながら寝不足になり、遅刻も多くなります。
そして、午前中あくびをしたりして、元気がないのも夜型の子供の特徴と言われています。
さて、それでは乳幼児期から、深夜まで起きている子供の成長は、どうなっていくのでしょうか?

自然のリズム

私達の体は、夜きちんと寝て、朝早く起きると言う自然のリズムが出来ています。
でも、現代人の生活はまさに、そのような自然のリズムに逆らわざるをえないような生活になっていることも確かです。
しかし、これを長く続けてしまうと、子どもも大人でさえも、身体と心にアンバランスを引き起こして、最悪の場合登校拒否になったり、不登校になったりという問題を抱えてしまう可能性があります。
また、朝起きられなくて出勤できない、サラリーマンが増えていることも事実なのです。

生体リズムとは?

私たちは昼間活動して、夜時眠ると言う一日を毎日、繰り返しています。
健康なときは、昼間部屋を暗くして、ベッドに入ってもなかなか眠れないですよね。
これは、体内時計が昼と夜をはっきり、区別しているからです。

だから、健康な毎日を過ごすためには、生体リズムに合わせて、規則正しい生活をすることが、とても大事なのです。

成長ホルモンについて

ホルモンは体の健康維持のため、いろいろな機能を調節していますが、昼間活動しているときに、様々なストレスに耐えるための副腎皮質ホルモンや、夜寝ているときに、成長の細胞を助ける成長ホルモンがあります。
これらのホルモンの分泌にもリズムがあり、一日の中で、どの時間帯に分泌されるかが、決まっているのです。

この成長ホルモンを正常に分泌させるためには、新生児の時から生体リズムを整えていくことが、重要です。

子供には出来るだけ規則正しい生活をさせよう

生まれたばかりの新生児は、一日の大半を寝て過ごしていますね。
これは、新生児は、脳の中にある生体時計がまだ未熟なため、十分な働きをしていないからだといえます。
しかし、規則正しい生体リズムは、子供を放っておいて自然に生まれて来るのではなく、やっぱり育児をする、周囲のパパやママとの接触が、最も大切だということが分かりました。
中枢神経が発達する新生児から、乳幼児期にかけて生体リズムを正しく調整してあげることが、最も大切です。

ですから、将来子供を夜型人間にしない為にも、この時期親の都合で、夜遅くまで起こしておくようなことは、控えるのが望ましいと思います。

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