里帰り出産希望の人が忘れてはいけない手続きと手順

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里帰り出産とは、女性が実家へ戻り、そこで出産することを言います。

自宅と実家がとても近い距離にあるという場合は問題ないのですが、実家と離れて暮らしている方は里帰りして出産する方が安心でしょう。
出産の前後は何かと家族の手助けが必要となります。特に出産を経験している実母の存在というのは、とても頼もしく思えるものです。
陣痛が始まってからの対処や、入院中・産後1ヶ月間の産婦の体のケア、生まれたばかりの赤ちゃんのお世話などは、やはり一番信頼の置ける実母にお願いするのが安心でしょう。
ここでは、里帰り出産を希望されている方は是非押さえていただきたい、見逃しがちな手続きや手順についてご紹介しましょう。



妊娠が判明したらすぐに出産する病院を選ぶ

自宅近くの産婦人科で受診をし、妊娠が判明したら、まずは実家近くの産婦人科を探します。

最近では産婦人科医の不足により、「里帰り出産NG」としている病院もありますので、その点に注目しながら病院選びをしましょう。

どのようなスタイルの出産をしたいのかというご自身の希望をしっかり考え、それに一番近い考えを持つ産婦人科を選ぶといいでしょう。

母子手帳をもらったら分娩予約をする

赤ちゃんの心拍が確認できる10週目ぐらいに入ると、市町村の保健センターなどで母子手帳を受けとることができます。

母子手帳をもらったら、分娩予約というのをすることができます。健診に通っている病院には「里帰り出産をする」旨をあらかじめ伝えましょう。

産科医不足によってどの病院も予約で一杯というのが現実です。そのため早めの予約をおすすめします。

分娩予約をするためには、多くの場合、最低1度は診察にかからなければいけません。つわりも治まり、安定期に入ってから、なるべく早めに実家へ帰省し、出産を希望している病院で受診をしましょう。

その際には通っている病院からの「紹介状」が必要となります。

出産予定日の1ヶ月前に里帰り

里帰りをするタイミングですが、多くの病院で予定日のおよそ1ヶ月前には移るようにと言われるはずです。

予想外に出産が早まるという可能性もありますので、臨月に入る前には里帰りを済ませたほうがいいでしょう。

妊婦健診費用助成や出産育児一時金に関する手続きと確認

妊婦健診の一部を自治体が負担する「妊婦健診費用助成」というものがあります。母子手帳を受け取る時に、「チケット」をもらうような仕組みになっています。

しかし、県外で受診する場合にはこのチケットは使えず、1度自己負担した後で払い戻しするというのが一般的です。

いつまでに、どこで、払い戻しをすればよいのかの確認を事前にしておきましょう。自治体の保健センターへ問い合わせれば説明してくれるでしょう。

出産一時金に関しても、病院や加入している健康保険によっても違ってきますので、こちらも事前にしっかり確認し、里帰り前に必要な手続きを忘れないようにしましょう。

まとめ

妊娠中は意外と手続きすることや準備することが多いものです。「忘れていた!」ということがないように、しっかり備えておきたいですね。

特に里帰り出産の場合は、自宅と実家との距離があるため、事前準備に見落としがないようにしたいものです。

準備物や手続きするものなどを、わかりやすくまとめておくことをおすすめします。

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