赤ちゃんや小さなお子さんとの旅行は、ホテルや旅館選びも注意が必要です。とくにお子さんが小さいときには、ホテルの周辺環境よりも滞在型になりますから、ホテルライフが快適だと、いっそう良いたびの思い出になります。ここでは、赤ちゃんや小さな子供の旅行にぴったりのホテルを長短含めてご紹介します。最近はネットからの直接予約のほか、wikipediaやJTB、一休.comなどの予約サイトの利用が便利でコスパも良い。子連れ限定のプランを用意しているところもあります。航空券とホテルとレンタカーのパックツアー選びや、完全にオーダーメイドでホテルを探す際の参考にしてくださいね。
サンマリーナホテル
沖縄のホテルはどこも、赤ちゃんや小さな子供連れにも親切です。
でも、こちらのホテルは、コスパ的にも、またママパパにも使い勝手も良く、あとで紹介するJALプライベートリゾートオクマとともに、わが家のお気に入りですね。
まずサンマリーナは、レストランがおススメ。アレルギーにも対応ですし、沖縄料理、琉球料理を、子供にも楽しめるようにアレンジしてくれます。しかも本格的な料理をルームサービスで食べることができるので、落ち着いて、ほかのお客様にも気を使わずに食事ができるのは楽ですよ。
年中イベントを開いているのもポイント高いですね。自分だけの沖縄小物が作れる手作りコーナー、スリル満点のスライダーが人気のガーデンプールなどなど。
あとは、ビーチ。3月から9月まで泳げる目の前のビーチは、水質調査で最高ランクAAです。
連休やシーズンは真っ先に満室になるので、出足早くプランを立てましょう。
JALプライベートリゾートオクマ
わが家の一押しは、コスパなどから、こちらのJALプライベートリゾートオクマ。海がきれいで開放感があって、日本じゃないような景観と滞在です。
年中青々とした芝生の中に、コテージタイプのハウスが何棟も。1棟のなかには大体6~9室のみで、メゾネットの中2階があります。ベッドも指定台数が置かれていて、添い寝ならキングサイズ、3世代ならツインに、などと設定の部屋になります。
我が家は、3世代で沖縄に行くときは、いつもこのホテルです。適度にじいちゃん、ばあちゃんとの距離を保てるのが人気ですね。
ウィークポイントは、空港から2時間~2時間半かかること。到着するフライトが夕方ですと、そこからオクマまでのドライブは赤ちゃんにはつらい。そんなときは1泊目を那覇市内のシティホテルにするのも手ですね。
レストランやレセプションなどはメインハウスに集まっていますので、風が強いときや雨のときは、ルームサービスを頼むのも一案です。あと駐車場からお部屋までも結構距離がありますが、レセプション(フロント)ではアシストサービス(無料)もありますので、時間があるときは利用してみましょう。
残波岬ロイヤルホテル
こちらは那覇から比較的に近く、リゾート気分を味わえるホテル。小さなお子さん、赤ちゃん連れに優しいホテルです。
ベビーコット(ベビーベッド)、ベッドガードはもちろん、子供用便座などあると嬉しい赤ちゃんグッズの無料レンタルが利用できます。そして「荷物になるから旅行に持っていこうか」悩むベビーカーも無料なので、周辺を散策するのも楽しいですね。
「ロイヤルキッズ遊園地」というキッズルームも新設されたようですが、一押しは、赤ちゃんのシッターを頼むことができること。キッズルームがあるホテルは多いですが、こちらはシッターさんを依頼できます(有料)。このシッターさん、沖縄の「おばあ」です。とってもやさしくて、ビーチでも芝生でも屋内でも、子供をすぐに笑顔にしてくれるやさしい沖縄のママですね。
さらにおススメは、「大浴場」。ゆっくりと赤ちゃんと入ってられないかもしれませんが、部屋のユニットバスやシャワーがほとんどの沖縄でも、大浴場は本当にうれしいですね。
弱点は、近くに遊べるところがないこと、ビーチも波が結構高目が多いことです。
エレベーターも不足気味で、本土からの修学旅行の生徒の宿泊と重なると、20分待ちなんてこともありました。
ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートホテル
こちらは、お財布にやさしくない(少し高い)リゾートホテルですが、払った料金以上に癒してくれるリゾートホテルです。
もちろん赤ちゃん向けのサポートは事前予約しておけば、離乳食やアレルギー除去食もレストランで調理可能ですし、ベビーの便利グッズのレンタルや販売も便利。コンビニも館内にあるので、何かと安心です。
それに、小さなお子さんから、パパママ、じいちゃんばあちゃんまで、家族みんなが楽しめるアクティビティが盛りだくさん。潜水艦のような船に乗っての海中散歩は水族館顔負けのアトラクション。ダイビングやシーカヤックなどのマリンスポーツもキッズ向けのプログラムも年中充実しています。
ただし真夏以外は、ラッシュガードなどを持参しないと、激し目のプログラムはつらいかもしれませんよ。
リラックスできる施設も充実。ママへの御褒美にも。ホテルオリジナルのタラソセラピートリートメントがおススメ。万座の海洋深層水を飲むことから始まります。お楽しみに。
なお、こちらのホテルですが、予約する時期によって料金の差が激しいのが難。早めの予約と支払いがトクですし、予約サイトもあちこち見比べてたら、同条件でより安いプランが出ていることも。
しっかりリサーチして下さいね。
ANAのマイレージポイントも加算されますが、ホテルに直接予約したときだけ。500マイルですので、マイル加算よりも、予約サイト経由で安いプランを見つけたほうが得だと思いました。
ザ・ビーチタワー沖縄
沖縄には、たくさんの赤ちゃん、子連れ歓迎のホテルがまだまだあります。
わが家もいくつか泊まっていますが、真夏でビーチメイン、ショッピングも楽しみたいときには、こちらビーチタワーでしょう。
名前のとおり、目の前がビーチの最高のホテルです。
空港からも20分程度。那覇市内にも出やすい。昼の牧志公設市場や、国際どおりのショッピングは本当に楽しいです。
赤ちゃん向けのレンタル品も、他のホテル同様、スタンダードレベル。可もなく不可もなくですが、駐車場が広すぎて、パパが車を取りに行ったり、置きに行ったりで20分くらいかかることもありました。あと館内設備がいまひとつパッとしないところがウィークポイントですが、ビーチと那覇の繁華街がメインなら、コスパもいいですよ。
夏は本当に混んでいますし、エレベーターの数が不足気味なので、余裕を持って、心にもゆとりをもって、「沖縄タイム」でのんびりと構えてくださいね。
取り上げたホテル以外にも、赤ちゃんウェルカムな沖縄です。
半年くらい前から計画して、オトクな料金で予約して、浮いたお金でオプショナルやお昼ごはん、マリンスポーツにお土産を充実させましょう。