末子を育てる時に心がけたいポイント

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末子はきょうだいの中で一番最後に生まれた子。

甘え上手で、要領のよい子が多いですね。

末子はつい甘やかしてしまいがちですが、あんまり甘やかすとわがままな子になってしまうかも!?

末子を育てる上で気をつけたいポイントをご紹介します。



時にはきちんと叱る

きょうだいの中で一番小さな末子は、親にとっていつまでも『赤ちゃん』感覚なのかもしれません。
上の子がやると怒るようなことでも、末子の場合は『次から気をつけてね』程度ですませてしまうことはないですか?
甘え上手な末子は、小さな頃から叱られないように上手に立ち回る術を身に着けていることもあります。

甘やかしてばかりだと、要領ばかりよくなって善悪の区別がつかない子になってしまうかも。
叱るべき時にはきちんと叱るクセをつけましょう。

自立をうながす

順調に成長し、早い段階で自立を覚える長子や中間子と違い、末子はいつまでも親に甘えがち。
もちろん、これは親が末子を甘やかしていることが背景にあります。

ついつい世話を焼きたくなる末子ですが、それは末子の自立をさまたげることにほかなりません。
長子や中間子にするのと同じように接することを心がけてください。
なんでもかんでも世話を焼くのではなく、末子が助けを求めてきた時に手を差し伸べるようにしましょう。

上の子が下の子に譲ることも大切

負けん気が強く、競争心があるのも末子の特徴です。
というのも、末子には生まれた時から兄や姉というライバルがいます。
年下である以上、体格や能力ではなかなか適わないのですが…。
なんとか兄や姉の上に立とうと、ついつい負けん気が強くなってしまうんですね。

そんな末子の自尊心を満足させるために、たまには上の子が下の子に何かを譲る機会を作るとよいでしょう。
たとえばゲームをしている時など、末子ばかり負けが続いているようであれば、末子が勝てるよう上手にリードしてあげてください。
もちろん、上の子へのフォローも忘れずに!

お下がりばかりにならないように

常に新品を買ってもらえる長子と違い、末子は自然とお下がりのものに囲まれて生活することが多いです。
親からしてみれば、まだ使えるのにもったいないという意識があるのは当然なのですが…。
子どもにしてみれば、お下がりばかりというのはみじめに感じてしまうものです。

すべて新品を買ってあげるのは無理でも、たまには末子のためだけの新品を買ってあげてくださいね。
これは中間子にも言えることですので、3人以上のお子さんがいる親御さんは心に留めておいてください。

子離れを意識しよう

末子は親に甘やかされる傾向が強いですが、実はこれは親にとってもよくないことなのです。
末子の世話をすることに生きがいを感じているようなママは、将来末子が自立した時に大変な喪失感を味わうことになります。
『空の巣症候群』や『燃え尽き症候群』などと言われる症状です。

そうならないために、子育てに全力を注ぐのはやめましょう。
自分の趣味を持ち、子育て以外の生きがいも見つけましょう。
趣味や仕事で輝いているママを見ていると、子どもたちもよい方向へ育っていきますよ。

いずれは子離れをしなくてはいけないということを忘れないでくださいね。

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