赤ちゃんとの生活で、気になるのは安全性です。
食品の添加物や、洗剤の成分など、なるべく赤ちゃんの身の回りのものには安心・安全なものを選びたいですよね。
そこで、赤ちゃんとの生活に、重曹を取り入れてみてはいかがでしょうか?
赤ちゃんに害のない安心・安全な使い方を紹介します。
赤ちゃんのおもちゃのお手入れ
赤ちゃんのおもちゃは、舐めたり、口に入れたりするので、いつも清潔にしておきたいところです。
毎日洗えるプラスチック製のおもちゃであれば問題ありませんが、中には水洗いが困難なものもあります。
例えばぬいぐるみなどの布製品、中に機械が内蔵されているおもちゃなどのお手入れは大変です。
そんな時は重曹を、水100mlに対して小さじ1杯を溶かし、スプレー容器に入れて吹きかけておきましょう。重曹には消臭する働きもあるので、布製品には特にお勧めです。
また洗えないぬいぐるみなどは重曹大さじ1杯と一緒に袋に入れ、口を閉じしっかり振りましょう。取り出した後は、しっかり重曹をはたき落としてください。そうすることで重曹がぬいぐるみに付着していた汚れを吸着し、ぬいぐるみが清潔に保つことができます。
床掃除
床をはいつくばり、ハイハイする赤ちゃんがいる家庭では床掃除にも注意が必要です。
清潔に保っておきたいが、洗剤を使用するのに抵抗がある、そんな時は重曹の出番です。
ぬるま湯200mlに大さじ1杯の重曹を溶かし、スプレー容器に入れて床に吹きかけてからモップや雑巾で拭きあげましょう。
床に付着した落とした食べ物のカスや足の裏の皮脂汚れなどもスッキリきれいに取り去ることができます。
お風呂
乾燥が気になる赤ちゃんには重曹のお風呂もお勧めです。
お湯180L大さじ2杯ほどの重曹を入れるだけで、体表面の汚れやにおいの元を優しく吸着しながら肌をきれいにしてくれます。体をゴシゴシ洗う必要もなくなるので赤ちゃんの繊細な肌に負担をかけることなく、体をきれいにすることができます。
また重曹の入ったお湯を流すだけで、お風呂の下水パイプの掃除にもなるので一石二鳥の効果があります。
衣類の洗濯
赤ちゃんは代謝が高く、汗の分泌も盛んです。そのため赤ちゃんの下着や洋服は汗の臭いが気になることも…。
そんな時は、普段の洗濯洗剤とともに重曹を大さじ1杯入れて洗濯してみましょう。
繊維の奥の汚れやにおいの元をしっかりと洗浄してくれます。
部屋干しの時に気になる臭いの原因菌も、重曹が解消してくれます。
また重曹を入れて洗濯することで、洗濯層やパイプの掃除にも役立ちます。
茶渋や食器の着色
毎日使う赤ちゃんのコップや食器には、茶渋や食品の着色が気になることも。
赤ちゃん用の食器は、きれいにしたいけど、なるべく漂白剤は使いたくない。
そんなときに重曹です。
コップや食器の着色が気になるところに、重曹を振りかけます。そこに熱湯を注ぎ、しばらく放置すれば綺麗に着色を取り去ることができます。
平たいお皿などで、お湯を張るのが難しいときは上からキッチンペーパーなどをおき、浸透しやすくしてあげましょう。