妊娠中の喫煙や飲酒は禁止されていますが、ヘアカラーやネイルなど、妊娠してない頃には普通にしていたことは、赤ちゃんに影響がないのでしょうか?
赤ちゃんに影響してしまう、成分や避けたい事柄など詳しく調べてみました。
ヘアカラー
妊娠中のヘアカラーやパーマなどの薬剤が、お腹の赤ちゃんに影響することはありません。
しかし妊娠中はホルモンのバランスが乱れているため、刺激の強い薬剤で頭皮が皮膚炎を起こしてしまうことがあります。
また妊娠中は臭いにも敏感になっているため、不快に感じてしまうこともあります。
長時間同じ体勢で座っていなくてはいけないので、体調を崩してしまうことも。
また妊娠中は赤ちゃんに栄養が優先されるので、ママの髪の毛は栄養不足でダメージを受けやすくなっていることも考えられます。
サプリメント
妊娠前から足りない栄養素をサプリメントで補うことを習慣にしている方も多いと思います。
妊娠中に必要な葉酸や鉄分などの栄養素を補うために、サプリメントを使用するのはお勧めしますが、サプリメントの中にはビタミンAなどの妊娠中には控えたい成分もあります。
過剰に摂取することで、お腹の赤ちゃんの成長に悪影響を与えてしまうこともあるので、服用しているものがあれば、確認してみましょう。
ダイエット
妊娠中の体重管理は母子ともの健康のために必要なことですが、体型維持のためだけの過度なダイエットは絶対にやめましょう。
無理な食事制限をすることで、お腹の赤ちゃんに必要な栄養が届かなくなり、赤ちゃんの成長を阻害してしまう危険性があります。
規則正しい食生活を心がけ、体重管理をしていきましょう。
歯の治療
妊娠中に歯の治療を受けてはいけない時期は基本的にはありません。
念のために母子手帳を持参しましょう。
妊娠中は栄養不足から歯の健康が損なわれがちです。
歯科治療で用いられる麻酔は部分麻酔なので、お腹の赤ちゃんに問題はないでしょう。
ママの口内環境は赤ちゃんの発育に関係することおあるので、お腹が大きくなる前に受診するようにしましょう。
出産後は赤ちゃんとの生活で、自分の歯の治療など行く時間がなくなってしまいます。
妊娠中の身軽なうちに歯の治療を終わらせておくようにしましょう。
ネイル
妊娠中のネイルも赤ちゃんへの影響は心配ありません。
ネイルのラッカーやリムーバーなどは臭いがきついものがあり、それにより気分が乱れることは心配されます。
ネイルサロンでは施術中、長時間同じ体勢で座っているので、苦痛を感じてしまうことがあります。
また妊娠中にネイルを楽しむことは問題ありませんが、出産を迎えるときに、産院の先生は妊婦さんの健康を爪の色で判断することがあります。
出産を迎える頃にはジェルやチップ・カラーなども全て取り去りるようにしましょう。