赤ちゃんが反り返ることが頻繁だと大丈夫なのかと心配になるママも多いと思います。その理由としては脳性麻痺や自閉症だと反り返りが多いと言われてることから不安や心配に思うママも多いのですが、反り返りの原因やポイントをしっかり知っておけば不安もなくなると思います。ここでは赤ちゃんの反り返りの原因や反り返りから疑わしい病気についてもまとめてみました。
反り返りはいつからいつまで?
反り返りは早い子で生後1ヶ月程で反り返りを始めます。また生後3ヶ月頃から首がしっかりして来るので反り返りが激しくなる子もいるそうです。また生後6ヶ月頃から1歳くらいで反り返りは徐々になくなっていくものなので、通常であればそんなに神経質にならなくても大丈夫なようですが反り返りがクセのようになってしまう子もいるそうです。
反り返りのチェック
・赤ちゃんを横抱きにした時に反り返るか?・赤ちゃんの後ろにある物を見るときに強く反り返るか?・寝ているときに反り返るか?この3つのうち当てはまるものはありますか?赤ちゃんが自分の意思で反り返りをしている場合は全く心配のない反り返りなんだそうです。なので、抱っこのときに反り返ることや後ろの物を見るときに反り返るのは心配はいらないのですが寝ているときの反り返りは本人の意思では無いので少し注意と様子を見ることが必要になります。
心配な反り返り
寝ているときも起きているときも身体が突っ張っていて反り返る・反り返っている状態のときに首や肩にねじれがあり真っ直ぐに安定していない。これらが当てはまると『脳性麻痺』を疑わないといけません。脳性麻痺は先天性のものもありますが感染症などが原因で起こることもあります。ただし、これらが当てはまったと言っても確実に脳性麻痺には繋がらないですが念のために医療機関へ赤ちゃんを連れて相談に行くことをお勧めします。
自閉症との区別
脳性麻痺の他に自閉症の子も強い反り返りがあったという特徴があるそうですがこれだけで自閉症と判断するのはまだ早いです。自閉症の赤ちゃんの主な症状として抱っこを嫌がる・ママの目を見ようとしない・笑わない・抱っこも求めることはなく後追いもしない・また授乳中でもママと目が合うことがないそうです。上記の症状が無ければ心配のない反り返りなので月齢が上がるにつれ徐々になくなっていくものだと安心して良いでしょう。
まとめ
ほとんどの場合の反り返りは心配のいらない一時的なものですが、万が一自閉症と診断されたとしても自閉症の症状を理解したうえでその特徴にあったしつけの方法や教育の方法を受ければ他の子と同じように成長していくことが出来ます。自閉症は治ることのない病気なので分からないことや心配なことがあったら掛かりつけの小児科医か児童相談所や保健センターなどにも相談に行きママ1人で抱えこまないことも大事です。