お腹の中の赤ちゃんに話しかけてあげましょう。お母さんの声は届いています。なので、優しい声で愛情を持って…。
そうすれば、赤ちゃんにもそれが伝わって元気な赤ちゃんが生まれるでしょう。
話しかけ
話しかけは、赤ちゃんの成長促進や母性の育成など、さまざまな効果をもたらします。
妊娠期は、赤ちゃんとお母さんがダイレクトにつながっているため、この時期にはとても大きな精神的なきずなが形成されます。おなかの赤ちゃんとの2週間の話しかけは、生まれてからの10年分のコミュニケーションにもあたるといわれています。
体はどんどん成長していきますが、耳が聞こえるようになるのは20週ころだといわれています。ママの血液が流れる音、心臓の音などの胎内の音を聞いているんですね。ちょうど胎動を感じ始めるのもこの頃。
精神的に安定し、ストレスのない状態で赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しんでいるママから産まれた子は、その刺激から神経を発達させ、その刺激に似ている刺激に好奇心があるため社会性のある子が多いと言われています。
話しかけがないと・・・
赤ちゃんがなぜ泣いているのか感じ取れないのです。誰にも頼れないお母さんは、赤ちゃんの機嫌をなんとかごまかそうとします。ですが、自然の要求をごまかされたら、たとえ赤ちゃんでも欲求不満になります。
聞き分けもできる?
話し掛けると動いたり、ポンと叩くとムギュ~と反応したり面白いです。ただ、聞き分けは出来るようです。
話しかけて動かなくなるのは声を聞こうとしてじっとしてるから、と聞きました。
実際、主人が話しかけたら、それまで痛いぐらい蹴ってきてたのにピタッとやんだりしました。
どういう風に話しかける?
妊娠5~7ヶ月目くらいからが良い。この時期くらいから赤ちゃんの機能が発達し、音や声がお腹の赤ちゃんに届くと言われています
まずは朝のおはようと寝る前におやすみだけでいいんです。大切なのは毎日続けるということ。そうすることでだんだん習慣付いてきますからお腹の赤ちゃんを強く意識できるようになってきます。
音楽
お母さんが心地よい音楽を聴きながら、ゆ~っくりとしたリズムで鼻歌を歌うと、お腹の中の赤ちゃんにもよく聞こえるそうです。
モーツァルトの曲は独特のリズムとテンポで「ゆらぎ」というものが多く入っているので、胎教にオススメと言われています。
モーツアルトの曲はα波が出やすいと言われているからです。α波は脳から出るもので、リラックスした時に出る脳波と言われています。α波が出ると、人間はリラックスした落ち着いた気分になれるそうです。
音楽を聴かせてあげることは、脳の情緒をつかさどる右脳の活性化につながります。ポイントはお母さまも一緒に“聴く”こと。これが秘訣です。お母さまが音楽に耳を傾けて右脳を使うことにより、おなかの赤ちゃんの右脳も発達するからです