育児中によくあるママの病気の症状と対策

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出産を終えてすぐに育児が始まります。気をつけていても知らない間に病気になってしまうこともあります。ママだけじゃなく、パパも一緒に気をつけて育児を楽しみましょう!



腱鞘炎ってどんな病気?

育児中に腱鞘炎になりやすいのはホルモンの影響もあります。育児中は赤ちゃんをずっと抱っこしたり、おむつを替えたり家事をしたりと、とにかく手を使うことばかり。そのため手の使い過ぎで腱鞘炎になりやすいのですが、女性ホルモンの影響が原因になっていることがあります。
女性ホルモンのひとつであるプロゲステロンには産後、出産のためにゆるんだ子宮や骨盤を元に戻す効果があります。ホルモンは全身に影響するため、出産と関りない部分で、腱鞘炎を起こしやすくなります。出産後、数ヶ月続くことがあります。

医療用サポーターをつけたり、湿布薬や鎮痛・抗消炎剤(塗り薬)を使ったり、マッサージをして血行をよくし、痛みとうまく付き合っているようです。

乳腺炎にならないためには?

乳腺炎の症状として、
・おっぱいの一部が痛む、固くなる、しこりができる、熱を持つ。
・痛い部分が赤くなる。
・赤ちゃんを抱っこすると痛む、歩くと痛む。
・腕を上げると痛む。
・寒気がする。
・熱が出る。   
などです。一つでも気になる事があれば早めに対応した方が良いと思います。

対処法として、
・赤ちゃんになるべく飲んでもらう。(残りやすい部分の母乳が出やすいようにフットボール抱きなどがおすすめ)
・搾乳をする。
・安静にする。
・おっぱいを温めないためにシャワーで済ませる。
・甘いもの、高カロリー、高脂肪食、乳製品などを控え、和食を心がける。
などを考慮してみてください。

うつってみんななるの?

出産後まもなく、情緒不安定などの精神症状が起こることが多くあります。産後2~3日以内に現れ、10日目くらいで軽快します。これが「マタニティブルー」と呼ばれる症状です。マタニティブルーは不眠、抑うつ、不安感、注意散漫などの精神症状が起こりますが、短期間で症状がなくなる一過性のものです。
しかし、1か月、2か月と続くようなら「産後うつ」を疑います。身体的・精神的な症状が現れ、マタニティブルーと異なり、産後うつは「病気」です。我慢せず、医師の診察を受けるようにしてください。産後うつは、子どもにもネガティブな影響を与えることがわかっています。本人のケアと同時に子どもへの配慮も必要となります。

膀胱炎にならないようにするには?

膀胱炎の原因は、膀胱に細菌が入ったことで炎症を起こす病気です。かかると残尿感、排尿時の痛み、尿の濁り、ひどくなると血尿といった症状が出ます。尿道の長さが短いことから男性に比べ、女の子や女性がかかりやすく、ほとんどの女性がかかった事があると言われています。
体が健康な時は菌に感染していても症状が出ないうちに排尿で菌を体外に出してしまうことができますが、疲れやストレスなどで抵抗力が菌に負けてしまっている時や、水分不足やトイレになかなかいけないことが続くと膀胱炎になってしまいます。
治療には、抗生物質が使われます。お医者さんによっては漢方薬を処方するところもあります。赤ちゃんへの影響が心配されますが、長く使われて安全が確認されている薬を処方しますがので影響を及ぼすことはありません。
しかし、薬はなるべく飲みたくないですよね。薬を飲む事態を避けるためにも、膀胱炎にかからないように、
・できるだけ清潔にする。
・疲れやストレスをためないようにする。
・意識して水分を取る。
・毎食後にトイレに行くようにする。

育児中に病気になるとお医者さんにかかるのも、休養することもままなりません。
本当に忙しい時期ですが、なるべく自分のことも大事にし、病気にならないよう頑張りましょう。

腰痛で育児がつらい。

育児をしているお母さんが腰痛になってしまうことはよくあります。

育児中に一番腰に負担がかかるのは、子供を抱き上げる瞬間、中腰になって膝を伸ばしたまま抱き上げれば、腰にとても負担がかかります。
育児中は子供を抱っこしていることも多く、立ちながら抱っこをしていればそれだけ腰に負担もかかります。

腰に負担がかからない体勢で抱っこをしたり、
腰ベルトを付けるなど、育児中の腰痛を軽減したいですね。
少しでも腰に痛みを感じる人は無理をしないようにすることが大切です。

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