『災害時の心構え』していますか?
何を用意したらいいのか? どこに避難したらいいのか?
事前に準備するものの、震災は実際に体験してみないと分からない事も多いです。
体験した方が教えてくれた”いざとなったら役に立つ情報”
ぜひ一読して、頭の片隅に置いておきましょう!
まず基本。家を見直す!
震災が起こった瞬間『家にいてよかった』と思えるように。
人が居る部屋の家具は少なく、倒れても問題ないものに見直しましょう。
311の時。
私の家は千葉で震度5強、子供は2歳。
玄関入って愕然・・。ダイニングの床は割れた食器が大散乱でした!!
靴で上がり、唯一無事だった椅子に子どもを座らせDVDをかけて。
「降りないでね」と言い聞かせて、最低限生活に必要な足元をあわてて掃除!!
そんな中、家具を置いていなかった和室は少し片づければ安全地帯に!
夜中どんなに揺れ続けても「ここなら大丈夫」と子どもと一緒に横になれ、とても心強かったです。
哺乳瓶が使えない!出生当時から使える昔の授乳法。
非常時、哺乳瓶を消毒できるとは限りません。
哺乳瓶が普及する前に使われていた”スプーン授乳とコップ授乳”を覚えましょう!
1、カーテンで囲うなどしてママも赤ちゃんも安心できるスペースを確保。(周りに協力してもらいましょう!)
2、赤ちゃんを縦ぎみに抱いて、首の後ろを支える
3、スプーンの温度をママの口で確かめてから、”スプーンで料理を食べる”感じで赤ちゃんの唇にスプーンをあて、”赤ちゃんが飲み始めるのを待つ”
①1回の授乳量は気にせず、ゆっくり数回に分けて
※6時間程度飲めない場合は専門家に相談を!
②こぼれることを気にしない(アゴの下にタオルなど敷く)
③上手に飲めるようになったら首の角度を変えない
スプーン授乳に慣れればコップ授乳も出来るそうです。
普段完母のお子さんが、人口乳首に慣れずにすむメリットも!
缶詰で離乳食を作ろう!
缶詰はもともと加熱殺菌されているため、そのまま安全に食べられます。
そのまま使えるペースト状のコーンやトマト。つぶして、ほぐして使える大豆やツナ、ひじきなど。普段から使えるものを常備しておきましょう。
ジップタイプのビニール袋を使ってもみほぐせば、混ぜる・つぶすが道具いらずで一気にできます。
災害時は虫歯も一気に増えます。
出来れば食後は”水うがい”。さらに歯磨きシートや歯間ブラシなど使えると安心ですね。
オムツが手に入らなかったら???
緊急用 オムツの作り方を覚えておきましょう!
◎必要な物
”ポリ袋”と”布”だけ!!
布は給水しやすいタオルや、フリースも向いているそうです。
文章では説明しづらいので・・リンクをぜひ見てみてください。
イラスト入りでとても分かりやすいです!
あと、下のリンクにはありませんが緊急用”生理用パット”の作り方も探すとあります。
女性は精神的ストレスから予定外に生理が始まる事も。
見ておいて損はありませんね!
”母乳でない!ミルクもない!” でも”お米”でしのげる!!
お母さんのコンディションに関わらず、赤ちゃんの命は守らないといけません。
母乳が出なくてもミルクが無くても、赤ちゃんの水分補給は出来る!
震災に合われたママがこれで実際にしのいだそうです。
◎材料
スプーン1杯程度の炊いたお米、水
①ご飯をお鍋に入れて、お水を多めに入れる
②かき混ぜながら、ご飯がとけて、上澄みにとろみが出て濁ってくるまで煮る
③上澄みをあかちゃんにあげる
これらの情報は使わないで済むのが一番です。でも知らなければ使えない!
「知っていたから助かった」と言えるように、ぜひ、赤ちゃんがいるママは記憶にとどめておいてくださいね。