誤飲した物ごとの対処法5選。子供の誤飲事故に注意!

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何でもものを口に入れたがる時期は特に注意したい誤飲事故。最も誤飲事故が多い年齢は3歳までの子が全体の8割以上に及ぶそうです。普段から手の届かない所に危険なものは置くようにしていても万が一という事もあります。そんなときに慌てずに対処が出来るように誤飲される物として多くあげられている5つの物に対しての対処法をまとめてみました!

プラスチック製品

子供が誤飲出来る程度の大きさの物なので1センチ前後の小さなおもちゃ類などがよく誤飲されてしまうそうです。本当に小さいものであれば1日から2日程で便の中に混じって出てくる可能性もあります。飲み込んでしまったことに気付かず便に混ざっていることで気付くママもいるかと思います。一番大変なのは喉の辺りで飲み込んだものが詰まってしまったときです。このときに顔色が悪くなってきたり突然ぐったりしてしまったら迷わず救急車を呼びましょう。待っている間に逆さにしてみたり詰まったものが吐き出せるような措置が冷静に出来れば少しは安心出来ますね。

常備薬は子供の手の届く所には絶対に置かないようにしましょう。薬の怖いのは誤飲してしまった薬が1種類ならまだ良いのですが複数飲んでしまうと飲み合わせによってはとても危険です。また一番怖いのがどの薬を飲んでしまったか分からないというのが一番怖いです。薬を誤飲してしまった場合はどんな薬であっても必ず病院に連れて行ってください。飲んでしまった薬が分かれば飲んだ薬名を医師に伝えてください。

マニキュア

小さい子供なら開けられないかな?なんて安心して手の届く所においているととっても危険なものの一つです。マニキュアや除光液は毒性が高く臭いを嗅ぐだけで中毒症状を起こすこともあります。危険なのは口の中に入れてしまったときです。その時は病院での処置が必要なので迷わずに病院に受診してください。このとき絶対にしてはいけないのは無理に吐かそうとすること!吐き出す時に気管に入ってしまうと肺炎になってしまう可能性も出てきてしまいます。マニキュアや除光液を誤って口に入れてしまったときは無理に吐かそうとせずに救急車を呼ぶか病院にそのまま行ってください。

ボタン電池

ボタン電池は大きさからして鼻や耳などにも入っていても子供から不快であることを言われない限り気付かない可能性もあるものですよね。電池が怖いのは飲んでしまった場合は1時間程で電池に触れている部分に潰瘍が出来てしまい穴が開いてしまう恐れもあるので早急に病院での対処が必要になります。最近はボタン電池の事故はだいぶ減ったそうです。それでもご家庭でボタン電池を使用しているものがあるのであれば置き場所だけではなく処分の際も手の届かない場所にしてくださいね。

たばこ

この頃は喫煙している方も減ったのでタバコの誤飲事故も減ったと言われていますがご家族に喫煙している方がいたら箱の中のタバコも灰皿の中の吸殻にも注意をして下さい。タバコの有害なのはニコチンです。飲み込んでしまった量が少量であってもなるべく吐き出させるようにしてください。また誤飲してしまった量がどの程度か不明な場合や顔色が悪くなってきたり吐き気や嘔吐などの症状が出たら病院に受診して下さい。ニコチンの吸収が良くなってしまうのでタバコを誤飲してしまった後は絶対に水や牛乳は飲ませたらいけません。空き缶に水を入れて吸殻を捨ててる方も少なくないと思いますが、この水を誤って飲んでしまった場合は救急車を呼んでください。

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