子どもの応急手当!5つの方法

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子育てをしていると、思いもよらないけがや、経験したことない症状に遭遇したりします。そんなことが起きなければ、こしたことはないのですが、いざという時に、しっかりと動けるように、子どもの応急手当を5つご紹介します。

誤飲(飲み込んだものによって対応が違います)

①吐かせてよいものなのかを確認します(上表)
②吐かせていけないものの場合は、至急医療機関絵へ行きます。
③吐かせてよいものの場合、口の中に残っているものを全て指でかき出します。水か牛乳をコップ1~2杯ほど飲ませた後、のどの奥に指を入れ、舌の付け根を押して吐かせます。
※医療機関に行く時は、誤飲したものの容器・吐いたものなどを持って行きましょう。

ひきつけを起こした

①あわてず衣服を緩め、顔を横に向けて静かに寝かせます。
②高熱があるときは、冷たいタオルなどで冷します。
③一般的に、5分以内で治まることが多いですが、ひきつけの時間を計っておきましょう。
※無理にスプーンなどで口をこじ開けたり、割り箸を噛ませたりする必要はありません。

やけどした

①すぐに、水道水などの清潔な流水で十分に冷します。衣服を着ている場合は、脱がさずに衣類ごと冷します。
②氷やアイスパックを使って、長時間冷すと、冷えすぎてしまいかえって悪化することがるので注意しましょう。
③広い範囲にやけどした場合は、やけどの部分だけでなく、体全体が冷えてしまう可能性があるので、10分以上の冷却は避けてください。

のどに物を詰まらせた

(傷病者に反応がある場合)
①窒息と判断すれば、ただちに119番通報をだれかに依頼し異物除去を開始します。
②救助者の片腕にうつぶせに乗せ、頭が低くなるような姿勢とし、乳児の顔を手で固定して、もう片方の手のひらで背中の真ん中を力強く、連続して数回たたきます。
(傷病者に反応がない場合)
反応がなくなった場合はただち心肺蘇生法の手順を開始します。

溺れた

①急いで水から引き上げます。
※海、川、湖などで溺れている人の救助は専門家に任せるのが原則です。
②反応がなく、普段通りの呼吸をしていなければ心肺蘇生法を行います。
※水を吐かせる為に腹部を圧迫しないでください。

以上5つです。
子どもたちが事故なく健康に過ごせるのが一番ですね。もし、応急手当をしなくてはいけなくなったら、慌てず行いましょう。

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