親なら誰しも「子どもの可能性を伸ばしてやりたい」という気持ちがあると思います。
その手段として、幼いころから色々な習い事をさせたり、英才教育に力を注ぐお母さん達も多いのですが、
それ以外にも、もっと身近なところで「子どもの可能性をのばすためにできること」があります。
●親自身が楽しんでいる
親が人生を楽しんで過ごしている姿を見せることが大切です。
親自身が人生を楽しんでいれば、(もしくは楽しもうという努力をしていれば)
子どもは「人生は楽しいものだ」と自然に思えるようになります。また、心の安定につながります。
●子どもの話をよく聞く
ビックリしたこと、嬉しかったこと、悲しかったこと、子ども達が日々感じている感情に共感してあげましょう。
人は、じっくりと自分の話を否定されずに聞いてもらう経験の積み重ねから、
自分という存在に自信を持てるようになります。
子どもたちは、日々の気持ちを誰かに聞いてもらったり、共感してもらう経験を通して、自分の気持ちを上手く表現できるようになっていくものです。
●選択肢を広げる
親は子どもにいろいろな選択肢を与え、 「達成のための方法を考える力」を身につけさせることが大切です。
子どもは日々成長しているので、勝手な先入観は捨てて、その都度子供の意見や考えにきちんと耳を傾けて「子どもの意思」で色んなことを選択させてあげて下さい。
そうする事で、子ども自身が自分の中での成長を感じ取ることができます。
●子どものことを「信じる」
「この子は伸びる」と確信を持って子どもと接するのと、「どうせ伸びないだろう」と思って接するのでは、学力の向上にも差が現れるようです。
人は、他人に期待されるほど意欲が出て成績が上がったり、やる気が出たりするものですよね。
逆に「この子は勉強も運動もできないな」「才能がない。」と期待せずにいれば、その通りになるでしょう。
我が子といえども様々な感情が入り混じって、時にはマイナスの感情になることもあると思います。
しかし、冷静な心で「親がまず信じなきゃ、誰が信じる!」と子どもの可能性を信じてあげて下さい。
●褒めると叱るのバランスが大切
褒めることも叱ることも、両方必要なことです。ベストなバランスは3:1だと言われています。
褒めるということは、愛情表現の一つだと思います。心から褒めることは、子どものことをよく見ていないと出来ないことですよね。
褒めることで、親は子ども対して「いつも見ているよ。」というメッセージを伝えることができますし、子どもは安心感を得ることが出来ます。良いことをしたときには、小さなことでもどんどん褒めてあげましょう。
そして、いけないことをしたときはここぞとばかりにビシっと叱る。この2つのバランスを意識してみてください。