ウェディングドレスでよく聞くのがシルエット(ライン)とデコルテ(ネックライン)のデザイン!シルエットはウエストや全体の形、デコルテは胸のところですね。では、肩や腕の部分は…?
ここでは肩や腕に関連してくるスリーブのデザインについてご紹介したいと思います。
1 ロングスリーブのドレス
ロングスリーブ、いわゆる長袖です。クラシック、上品、エレガント、清楚、落ち着いている、といった印象を与えてくれるデザインです。
教会で式をあげる場合本来は、露出をおさえたデザインのものを選ぶのが基本。本格派を目指す人にオススメなデザインですね。キャサリン妃がこのデザインのスリーブのドレスで結婚式を挙げていました。
袖部分の素材をシースルー素材にするか、レースや刺繍にするかで印象が変わってきます。
http://www.mwed.jp/jyuku/categ11/lecture445/
2 アメリカンスリーブのドレス
首の付け根から袖ぐりに向けて斜めにドレスをカットしてある、肩大きくあいたデザインです。一見布やストラップで吊るしているように見えますが、後ろも前と同様の作りになっています。
スタイリッシュ、大人っぽい、可愛いけれど格好いい、といった印象を与えてくれます。
背の高い人、肩幅が広い人&しっかりある人におすすめで、怒り肩なら華奢に見せてくれますよ。
3 パゴダスリーブのドレス
パゴダスリーブとは、腕の部分(袖の上部)が細く、肘からだんだんと袖先にかけて広がっている袖の事をさします。ロングスリーブよりふんわりとしているイメージです。1段だけのものもあれば3段、5段と重ねたデザインもあります。
優雅、エレガントといった印象を与えてくれます。
袖と腕の間に隙間があるほうが優雅さを感じさせます。また、袖部分がふんわりしている分ふくよかな印象も与えてくれます。“腕を隠したい”という人向けというよりは、細さをカバーしたい人(華奢な人、腕が細すぎる人)におススメのデザインです。
http://www.order-dress.jp/word/ha/post-56.html
4 パフスリーブのドレス
袖がふんわりと膨らんだデザインのスリーブをパフスリーブと言います。ディズニー映画の中で出てくるシンデレラのドレスがパフスリーブですね。
可憐、お姫様といった印象を与えてくれます。
若い花嫁、なで肩の人、小柄な人に似合うデザインです。ふくらみ加減や袖丈によって印象がとても変わります。また、オフショルダーのようにデザインされているパフスリーブもあり、こちらだと肩は出ますが、二の腕をカバーしてくれます。
http://www.mwed.jp/tokimeki/808/
5 フレンチスリーブのドレス
フレンチスリーブはパフスリーブの様に袖のあるデザインです。パフスリーブとの違いは、以下の点。
・肩が隠れる位の袖丈
・袖口がしまっていない点(袖口がしまっていないので膨らみがありません)
・袖口に別の布を縫い合わせてつくるのではなく、胴体のドレスの布がそのまま続いた短い袖になっている点
フレンチスリーブはなで肩の人や腕の細い人におススメのデザインです。肩が少し隠れるので、肩のラインが細くて気にしている人にもおススメ。
※フレンチスリーブと似ているスリーブで“キャップスリーブ”というものがあります。これはフレンチスリーブとは異なり、切り替えがある短い袖のことです。
http://www.apmdress.com/catalog/sleeve/french_sleeve.html
いかがでしたでしょうか。
シルエットやデコルテだけでなく、スリーブも気にして選んでみてくださいね!