結婚式で着るウェディングドレスと言えばもちろん純白!
でも本当にそうじゃないとダメなの?
そもそもなんでウェディングドレスって真っ白なの?
自分の好きな色を着てはいけないの?
今回は、今さら聞けないそんな疑問もクリアにしつつ、純白だけではない素敵なドレスもご紹介します。
ウェディングドレスが純白になった理由
そもそもはるか昔、中世ヨーロッパなどでは花嫁のドレスの色に決まりはありませんでした。
貴族のお嬢さんなどは高級な絹の生地に金糸、銀糸や色とりどりの贅沢な装飾を施したドレスを着てお嫁入りしていました。
白のウェディングドレスが定着したのは19世紀の英国で女王として君臨していたヴィクトリア女王が結婚する際に着用したのが始まりだと言われています。
非常に影響力のある女王だったので一般の貴族や市民にも広まったと言われています。
日本での白いウェディングドレスの常識
日本の和装がこれほどまでに減り、洋装のウェディングドレスが増えたのは割と最近のことのようです。
そう、あのダイアナ元妃の結婚式を見て憧れる日本人が増えたのだそう。
いずれにせよ、和装でもやはり「白無垢」が主流ですよね。
白無垢も純白のウェディングドレスと同様「純潔」「無垢」「純真」などの意味や「相手の色に染まる」というような意味合いがあります。
しかし最近では「授かり婚」なども増えそういった意味合いも減りつつあるので純白に限らず少しくらい色が入っていてもいいのでは?という考えも増えて来ています。
http://allabout.co.jp/gm/gc/225497/
真っ白以外のウェディングドレス「JILL STUART」
世代を問わず人気のある「JILL STUART」のウェディングドレスです。
ジルにはこういった生成り〜ベージュのウェディングドレスがけっこうあります。
とても自然かつ個性的なドレスで素敵ですね。
これくらいの色であればゲストもまったく違和感がないと思います。
シックな装いの「VERA WANG」
シンプルでシック、大人っぽいドレスが好きな方に人気の「VERA WANG (ヴェラ・ウォン)」
白に黒のツートンカラーやグレー、ベージュなどのウェディングドレスがあります。
カラードレスとして着るのかウェディングドレスとしてチャペルでも着るのか…。
ご自分の判断にもよりますが、挙式会場の雰囲気にもぜひ合わせて選んでもらいたいですね。
賛否両論?白と黒のツートンカラー
黒は「喪服」などやはり縁起の良くない色としての定着がありますね。
たとえ白いウェディングドレスであっても、グローブやコサージュが黒だった場合は特に年配のゲストからは眉をひそめられることもあるかもしれません。
気の置けない仲間同士での結婚式や、理解のある両親(新郎側、新婦側共に)であればまったく問題がないと思います。
べつに「花嫁は純白のドレス以外着てはいけない」という決まりがあるわけではないですからね。
ただ「黒」という色を用いるのは少し注意を払って使用した方が良い色であることは確実です。