夏休みに入ると子どもとのお出かけの機会がぐっと増え、毎日の食材や日用品を買いに行くにも一苦労というのはよくある話です。行き慣れたスーパーだから大丈夫だろうと、子どもをお菓子売り場に放置したり、ちょっと待っててと1人で待たせたりしていませんか?
そのちょっとした行動が、他のお客さんや店員さんからすると、すごく迷惑だったりするものです。あなたは大丈夫?
ショッピングカートはおもちゃじゃありません!!
ショッピングカートを押したがる子どもたちってよくいますよね。スーパーの直線コースを猛スピードで押しながら、競争を楽しんだり、下の子をカートに乗せて勢いをつけて遊んであげたり。店員から見れば、他のお客さんにぶつからないかとヒヤヒヤだし、お客さんとしては買物しづらいし、ぶつかってきそうで怖いし。何度言っても聞かない子どももいますが、もし高齢者や幼児にぶつかってしまったらどうなるでしょう?大怪我や、場合によっては訴訟もあり得ます。
言っても聞かないからではなく、それなら連れてこない、買物しないくらいの気持ちを持つべきです。
ショッピングカートで昼寝?
大型のショッピングセンターでは、子どもが1人や2人軽く乗れるくらいのカートが置いてあります。時々見かけるのが、子どもが座るための附属椅子ではなく、商品を入れるところに子どもを乗せているお母さん。食品や衛生材料、生活用品等をのせる共用のカートに子どもを乗せるなんて不衛生で、非常識!!
子どもが寝てしまって買い物しづらいというのであれば、出直してくるべきです。
しつけは家でお願いします
お菓子売り場やおもちゃ売り場でだだをこねている子ども。お母さんはしつけなのか、「もう知らない。ママは行くからね。」と子どもを放置して、去るそぶりという光景もまぁよく見かけます。ただ、大泣きして暴れている子どもは、周囲から見るととても迷惑。子どものしつけは家でするとして、まずは子どもを落ち着かせる努力をするべき。
子どもだからと、誰もが温かい目で見守ってくれると思ったら大間違い。周りの迷惑を気にしないお母さんが、一体何をしつけるというのでしょうか!?
お菓子を食べながらウロウロ
ご機嫌ナナメの子どもに、お菓子を渡せば機嫌が良くなって買物しやすいという気持ちは、よーくわかります。でも、店内でお菓子を食べながらウロウロさせるのは止めて!店員としては、そのお菓子はもしやお店の!?勝手に開けて食べている❔と疑いの目を向けなければいけないし、ボロボロ食べこぼされて掃除は誰がするのか!?とツッコミたくなります。
お菓子をあげるのなら、ママの手から1度に口に入るだけを渡してあげて、くれぐれも小袋なんて持たせないように。
生鮮食品のパックをペタペタ
お魚さんが珍しいのか、気になるのか生鮮食品のパックをペタペタ触ってみたり、ㇺギュッと押してみたり。他のお客さんからすれば、そんな商品買いたくない。私がまさに手を伸ばそうと思った鯛一匹のパックに、横から幼児の手が伸びてきて、目をムギューっとやられました。どう見ても、1番太っていて目がきれいな狙い目商品だったのに!それを見ていたママは、そそくさと子どもを連れて別コーナーへ。
「ちゃんと注意して!!せめて、責任取って買いなよ!!」というのは私の心の叫びでした。