出産後、トイレに行くタイミングがわからなくなった!
頻繁に漏らしてしまう!というママは多いと思います。
出産前はそんなことがなかったからこそショックは大きいものです。
買い物袋をさげた時、体が冷えた時、子どもを抱っこした時、
くしゃみをした時、咳をした時、何もしていない時・・・
出産前にはこんなタイミングで漏れてしまうことがなかったのに、
出産後は思いもよらない時に、チョロっと漏れてしまい、
ヒヤっとする場面が増えます。
そんなママさんに少しでもヒヤリをなくしてもらう
尿漏れについてのポイントを5つまとめます。
産後は何故尿が漏れるのか
妊娠出産を経験したたくさんのママが
尿漏れで悩んだ経験があると思います。
妊娠中も大きくなった子宮が膀胱を圧迫することからトイレが近くなります。
出産後は子宮が収縮しますが、妊娠出産で、尿道を締める働きをする
骨盤低筋が緩むことで尿漏れを起こします。
笑ったり、くしゃみをしたり、咳をしたりするときに尿が漏れてしまい
悩んでいるママはたくさんいるようです。
産後気を付けたいこと
【産後すぐから】
産後すぐは尿をしたいという感覚がわかりにくくなります。
産後、病院ではトイレにいったかどうかをしっかりとチェックします。
これは産後トイレの回数が減るママの膀胱の炎症を防ぐ為でもあります。
この時期はトイレに行きたいという感覚がなくても、
トイレに行って座るということをします。
【産後1か月頃まで】
徐々にトイレの感覚も戻ってきます。
しかし、1か月が過ぎても、まだ骨盤底筋は完全に回復していません。
産後の体系を気にしたり、尿漏れ防止にとコルセットやガードル
で締め付ける方もいるようですが、骨盤底筋に負荷がかかる為、
この時期はできるだけ横になるなどして体を休めるようにしましょう。
【産後1か月を過ぎてから】
この頃から徐々に、骨盤低筋を鍛えるトレーニングを行うとよいでしょう。
骨盤底筋のトレーニングは継続して行うことで、
産後の尿漏れを防ぐ効果があるといわれています。
骨盤トレーニング
【仰向けで行う場合】
上向きになり、お腹や足に力が入らないようにリラックスします。
両足を折り曲げて立てるような姿勢をとります。
その姿勢のままゆっくりと陰部を引き上げるように力を入れていきます。
約12秒その状態を維持します。その後約1分力を抜いてまたリラックスする
姿勢になります。
この力を入れる、力を抜くという動作を1セットとし、
全部で10セット行います。
【床に座った姿勢で行う場合】
壁に軽く背中をつけ、両足を立膝にします。
その状態で陰部をゆっくりと力を入れて締めていきます。
お腹や足に力が入らないような姿勢で行います。
力を入れて約12秒、その後約1分力を抜いてリラックスします。
力を入れる、力を抜くを繰り返すを1セットとし、全部で10セット行います。
ヨガも骨盤底筋を鍛えるのに良い方法です。
趣味の1つとして新たに挑戦してみるのも良いですね。
なかなか改善されない尿漏れ
努力はしているつもりなのに、なかなか尿漏れが改善されない場合、
産後の検診で医師や助産師に相談するもの1つです。
ほとんどの場合は産後徐々に尿漏れも落ち着いてくるのですが、
時に尿漏れが何かのサイン(例えば子宮筋腫等)の場合もあるようです。
尿漏れにはいくつか種類があります。
産後なかなか治らない場合は医師に相談するのが良いでしょう。
直ぐにできる尿漏れ対策
尿漏れ対策として今すぐにできることは、トレーニングですが、
尿漏れをしてしまった時に、ムズムズ気落ち悪い思いや
匂いがしないか、相手に知られてしまわないか、心配ですよね。
そんな時には、尿漏れ専用のパット(生理寺のナプキンとほとんど同じです)
を使用するとだいぶ気持ちが安心します。
尿の量(吸収する量)10cc、30cc等で販売しています。
また、カボチャの種子が尿漏れに良いということも言われており、
カボチャの種子を成分に含むサプリメントも販売されています。