めでたく結婚することが決まったカップルが、次に頭に思い浮かべるのは「結婚式」。
結婚式のイメージは、友人やお世話になった方々からの祝福を受けて、華やかで幸せいっぱい「憧れの大イベント」といったところでしょうか。
しかし、結婚式を挙げることを決めた時から、結婚式当日に至るまでにはいくつかの乗り越えなければならない壁が待ち構えています。
結婚式を挙げるためのお金
当然ですが、結婚式を挙げるにはお金が必要!
結婚式の相場は300〜350万円(招待人数70〜80人)で、その内結婚する2人が負担する金額は、平均で100万円とのこと。
最低でも100万円は必要で、親や親族からの援助が見込めない場合はそれ以上のお金を用意しなければなりません。
理想ですが、ある程度の年齢になったら、結婚資金は少しずつ貯蓄しておくのがよいでしょう。
結婚式の打ち合わせ
結婚式を挙げることが決まったら、式場のウエディングプランナーと予算や日取り、衣装、招待状の手配など色々な事を決めるために何度も打ち合わせをします。
始めのうちは比較的のんびりムードで行われますが、式の1ヶ月半ぐらい前から打ち合わせは慌ただしくなってきます。
仕事が休みの日は、結婚式の打ち合わせが入る…。
始めのうちは楽しかった打ち合わせも、だんだん疲れもたまってきて憂鬱にすら思える事があるかもしれません。
お互いの親族、友人の事
結婚は二人だけのものではないですよね。
やはり、お互いの両親、親戚関係、友人に至るまで多くの人々が関係します。
結婚式に招待できる人数には限度があるので、新郎側と新婦側のバランスを取りながら問題が起きないように決めなければなりません。
特に親族については、少なからずゴタゴタなんかがあったりして悩みの種です。
溜まるストレスの末、喧嘩勃発!?
二人の価値観が比較的近いのであれば、それほど揉める事もなく結婚式まで過ごせるのかもしれません。
しかし、なかなかそうは行かない事の方が多いようです。
結婚式といっても教会式、神前式、仏前式、人前式と4つあるので、そのうちのどれにするのか。
その後の挙式ではお色直しを何回するのか。
入場、ケーキ入刀、退場時などに流す曲をどうするか、などなど。
細かい事を1つ1つ決めなければなりませんし、希望が増える度に金額も増して行くので、どこで妥協するのかを決めるときにお互いの意見がかみ合わないと、ストレスが溜まり喧嘩に発展します。
苦労を乗り越えた先には素敵な結婚式が待っている
「憧れの結婚式」
そこに至るまでには、乗り越えなければならない壁がいくつもあるのです。
その壁を乗り越えるために、嫌な部分をさらけ出し、時には喧嘩し、お互いに妥協しなければならない時もあります。
しかし、その壁を乗り越えてこその素敵な結婚式が待っています。
結婚式を挙げる事は、二人にとっての素敵なイベントであると同時に、二人にとって学ぶことの多い経験しておくべき事の1つだと思います。
そこに至るまでに見えたお互いの「人間性」「価値観」「人間関係」などを理解することは、今後の結婚生活をより円満に過ごすために大切な事だと思います。