お酢のさっぱりとした味わいは、暑さの厳しいこの季節の強い味方!
クエン酸の作用で疲労回復、食欲増進も期待できるので、お酢は夏バテ対策にも効果的なんです。
でも、お酢を毎日取り続けるのってなかなか難しい・・・
そこで、おススメなのが「手作りフルーツサワー」なんです。
お酢と合わせることでフルーツのビタミンを効果的に摂ることもできちゃいます。
今回は、夏休み中に親子でスタートできるフルーツサワー作りのメソッドをまとめてみました。
フルーツサワーの基本レシピ
まずは、フルーツサワーの基本の分量と作り方からご紹介します。
初めに、保存用の瓶を沸騰したお湯を使って1分ほど煮沸消毒しましょう。
清潔な布巾にひっくり返してよく乾燥させておいてください。
(基本の作りやすい分量)
・穀物酢 500ml
・氷砂糖 200g
・お好みのフルーツ 200g
(基本の作り方)
1.フルーツをスライスして、煮沸消毒した瓶に入れます。
2.1に氷砂糖と穀物酢を加えます。
3.風通しの良い冷暗所で保存します。
4.1週間~3週間ほどで氷砂糖が溶けますので、それが飲み頃の目安です。
氷砂糖が溶けてからは、冷蔵で長期保存が可能です。
※穀物酢をリンゴ酢や黒酢などにアレンジしてみるのもおススメ。
※1週間も待てない!という場合は、冷凍したフルーツを使ってみてください。フルーツのエキスがすばやく抽出されるので3日目程度でも美味しく楽しめます。
出来上がったフルーツサワーは炭酸水や牛乳、ヨーグルトなどで割って楽しむのがおススメ。
また、漬けたフルーツの果肉をジャムにリメイクするのも◎
2色のキウイのフルーツサワー
鮮やかなグリーンと酸味が特徴のキウイフルーツと、濃厚な甘みが特徴のゴールドキウイフルーツの2色を使ったフルーツサワーはいかがでしょう?
爽やかで美しいカラーの夏らしいドリンクになります。
また、キウイフルーツはフルーツの中でもトップクラスのビタミンCを含有していることでも有名。
そればかりか、水溶性食物繊維も豊富なので美容効果、便秘解消も期待できますよ。
さらに、夏の肌が受ける紫外線ストレスからの疲労回復の効果も!
お酢のもつ肉体的な疲労回復効果と合わせれば、夏バテ知らずでこの猛暑を乗り切れちゃうかもしれません♪
桃のフルーツサワー
夏が旬まっさかりの桃を使った、キュートなピンク色のサワーです。
桃の豊かな香りと、お酢の酸味のバランスが後をひくドリンクになりますよ。
すっきりと炭酸で割って飲むのがおススメ。
桃の香りに含まれるクマリンにはリンパの流れを促進する効果があり、果肉に含まれるペクチンは便秘解消効果が期待できます。
熱帯夜にうなされた朝もお酢と桃の力ですっきり目覚められそうです。
また、桃はデトックス、アンチエイジングの効果が期待できるのも嬉しいですね。
オレンジのフルーツサワー
夏らしいカラーに元気をもらえそうなオレンジのフルーツサワーに挑戦してみませんか?
他のフルーツよりも手軽にたくさん手に入れやすいのも魅力です。
ただし、オレンジの皮にはワックスなどが多く塗布されているものが多いので、皮をしっかりと剥いて使うようにしましょう。
オレンジには脂肪の燃焼を助け、神経の働きを正常に保つイノシトールが含まれているのでダイエット効果やリラックス効果も期待できます。
また、香りに含まれるリモネンには、脳をすっきり覚醒させてくれる効果がありますので朝一番のドリンクにもおススメです。
巨峰のフルーツサワー
透明感のある赤ワインの様なカラーに仕上がる巨峰のフルーツサワーもおススメ。
芳醇な巨峰の香りも楽しむことができますよ。
漬け込む際は、巨峰を房から一粒ずつ取り丁寧に水洗いしてから皮ごと漬けてください。
「ポリフェノールの宝庫」と呼ばれる程に巨峰(ブドウ)には豊富なポリフェノールが含まれているのもポイント。
夏の強い日差しによる眼精疲労の回復効にも一役かってくれますよ。
いかがでしたか?
夏バテ対策にお酢のチカラが有効なのはよく知られています。
そんなお酢と、フルーツを合わせることでさらに強力な効果を発揮するんです。
フルーツをカットしたり、氷砂糖を詰めたり、夏休みの間だからこそお子さんとゆっくり作るのにぴったり。
色も香りも楽しめるすっきりサワーで夏バテ知らずの夏を過ごしてみませんか?