“毒親”とはその名の通り、「子どもにとって毒になる事しかしない親」のことを言います。
特に日本では、お母さんが毒親になるというケースが多いようです…。
毒親達には、同一人物であるかのような共通点があります。
自分に当てはまる特徴がないか、是非チェックしてみてください。
特徴①価値観を押し付ける
子供を一人の人間と見ずに、自分の価値観を押し付ける。思い通りにならないと、子供の人格を否定する。
自分の理想どおりの人間を作り上げることが「子育て」だと信じて疑わないのが毒親。
あらゆることに対して、批判的、否定的で世間体を気にする人が多い。
親は、「子供にはこう育って欲しい」という理想がありますよね。
しかし、それを押しつけるのは子どもからしてみればとても迷惑です。
「エリートになるため」「いい大学を出てほしい」「幸せになってもらいたいからこうしなさい」などは子どもにとってはプレッシャーであり、親の期待に応えなければ…というストレスになります。
仮に、良い大学・良い就職をしたとしても「親のおかげ」とは思える子どもは少ないです。
「そうせざるを得なかった」と逆にストレスに感じてしまいます。
② プライバシーを無視する
自分のプライバシーはしっかり守るくせに、子どもの自由や人権やプライバシーを無視する。
個人の秘密の領域に土足で上がってくるような行動をする。
子どもであってもプライバシーは当然あります。守りたいものもあるし、譲れないものもあるはずです。
③ 子どもをコントロールしようとする
子どもがやりたいことでも自分が気に入らないことはさせない。
子どもが何かを達成すれば喜んで褒めるが、それは子ども自身を褒めているのではなく、
子どもが親の望むことをしてくれたことを喜んでいるだけ。
コントロールばかりする親に育てられた人は、大人になっても親との感情的なもつれ合いから離れられないことが多いです。
④ 無自覚
毒親のほとんどが、自分が毒であることに自覚がありません。
むしろ、「自分は愛情をもって子供と接している」と思っています。
だからこそ、毒親の問題は子供がある程度成長するまで表面化しにくいのです。
そのため、大人になってもその子供を苦しめ続けることも少なくありません
子どもへの影響について
親の影響は子どもの人格形成に大きな影響を及ぼしますし、子供の価値観そのものにも大きな影響を与えます。
毒親の元で育った子どもは心のバランスが崩れやすく、精神的に自立できなかったり、人間関係に関する感覚が歪んでしまう可能性があります。
最後に…
当てはまることはありましたか?
当たり前ですが「子どもの人生は子どものもの」です。親のものではありません。
子どもは一度心を閉ざしてしまうと開けるのは難しくなります。ですので、たとえ子どもが自分の価値観とまったく違うものを持っていたとしても、頭ごなしに反対するのではなく、「何故そのように考えるのか?」
と聞く耳を持ってほしいと思います。