妊娠した方のほとんどが経験するつわり。こんなに大変だとは思わなかった…と感じている方もたくさんいるはずです。終わりが見えずつらくても、この状況はいつか必ず終わります。赤ちゃんのためにどうか頑張ってください。ここではつわり中みんなが乗り切った食べ物をご紹介したいと思います。
１. つわりの原因は？
“ｈＣＧホルモンの増加”
妊娠のために大量に分泌され、それに体の機能がついていけずにパニックを起こす。
“拒否反応”
人間の体には異物を排除しようとする働きがあります。まだ胎盤が未熟なので赤ちゃんを異物を認識してしまい、拒否反応が出てしまうため。
“自律神経のバランス”
急激な体の変化に、自律神経のバランスが混乱してしまって、一種の自律神経失調症となってしまうため。
２. 少しでもつわりを楽にする食べ方のコツ
“食べられるものを食べる”
つわりの時期は食べられなくてもお母さんの蓄積された栄養で赤ちゃんは十分に育ちます。無理な時はバランスよく食べられなくてもいいです。
“どうしても食べられないときは水分・塩分を摂る”
脱水症状になってしまう危険があるので、食べられないときでも水分・塩分は摂るようにしましょう。水も飲めないときは産婦人科を受信しましょう。
“ビタミンＢ6を摂る”
つわりの症状を緩和する効果があります。
かつお・鮭・鶏ささみ・キャベツ・さつまいも・バナナなどです。
“少量ずつでいいから食べる”
空腹になるとつわりが悪化しムカムカすることがあります。食事の回数を増やし、1回に食べる量を少量にしてみるのも1つの方法です。
３. みんながつわりでも食べられた『神食』ランキング
1位 炭酸飲料
2位 トマト
3位 フライドポテト
4位 梅干し
5位 果物全般
6位 じゃがいも
7位 いちご
8位 みかん
9位 アイスクリーム
10位 ゼリー
４. おすすめの食べ物、みんながはまったもの
“フルーツ”
スイカ、りんご、梨、桃、苺に人気があります。柑橘類も多いですが、逆にダメな人も少なくなく、後で戻してしまうケースも多いようです。
“野菜”
特にトマトは上位にランクインしているようにはまった方が多いようです。
“おにぎり”
特に食べつわりの場合、小さいおにぎりを少しずつ食べられるので助かったという意見が多かったです。
またあまり摂取してはいけないかもしれませんが、つわりの時は食べられるものをということでこんな食材で乗り切った方も。
“アイス”
冷たいものが食べやすい。
“炭酸飲料”
飲むとスッキリするという人がほとんど。
“フライドポテト”
これもよく耳にしますね。意外にも油物にはまったという方もたくさんいました。
５. つわりの食べ物に王道はない
つわり中に食べられるものは一人一人違います。また昨日は食べられたのに今日は気持ち悪くて食べられない…なんてこともよくあります。自分にとってのラッキーフードを見つけて乗り切って下さい。この時期は栄養バランスなどもあまり神経質にならずに、食べたいものを食べてください。
