子どもの心を育てるためのおすすめ絵本ベスト3

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お家で絵本を読みますか?我が子は絵本がとても好きで、夜になると読んで読んでと絵本をたくさん抱えて寝室に入ってきます。4才になるとだいたいの平仮名は読めるようになったので、1ページずつ交代で読んだり、絵本の主人公になりきってやりとりをしてみたりと、楽しく絵本を読んでいます。疲れている時はさておき、たまにはゆっくり絵本を楽しんでみませんか?

我が家の絵本の読み方・読ませ方

 いろいろな絵本を次々と読ませるより、少ない本を何度も繰り返し読むように心掛けています。絵本に愛情をもって欲しいし、1つの絵本からたくさんの発見をしてほしいから。1つの話でも、どの登場人物になりきるのか、立場が違えば感じ方も変わってきますね。それがとてもおもしろいし、人の気持ちを考えられる子どもになって欲しいから。
 絵本を読んだ後には、どこがおもしろかったか、嬉しかったか、悲しかったか等絵本について思ったことを話しながら寝かし付けたりします。子どもが思ったことを否定しないことだけ気をつけて話すと、最初はあまりどう思ったか言えなかった子どもも、今ではたくさんお話ししてくれます。

おススメ絵本①

『しろいうさぎとくろいうさぎ』ガース・ウイリアムズぶん、え/まつおかきょうこやく
 この絵本は、森に暮らす2匹のうさぎの日常を描いたものです。誰かと一緒にいたいという気持ち、一緒にいれないかもしれないと思った時の不安や寂しさ等、誰かを大切にしたいという気持ちを、うさぎを主人公にしてかわいく表現してある絵本だと思います。我が子の1番お気に入りの絵本です。

おススメ絵本②

『だってだってのおばあさん』作・絵さのようこ
 この絵本は、2人で暮らすねこと100才近いおばあさんの日常を描いています。とてもケーキ作りが上手なおばあさんは、自分の99才の誕生日を祝うためケーキを作っていました。そのケーキにさすローソクを買いに行くように猫に頼んだものの、途中でローソクを川に落としてしまった猫。結局、残った5本でお祝いすることになったのですが、5才のお祝いをしたおばあさんに起きた心境の変化とは!?おばあさんをとても大切にしている猫とたくましいおばあさんの姿がとても印象的な1冊です。

おススメ絵本③

『おおきなさくらのきのしたで』文・森山京 絵・大森翠
この絵本は、幼稚園の庭の真ん中にある桜の木が、1年の四季の移り変わりの中で、成長してく子どもたちを温かく見守っている様子を描いたものです。我が子の通う保育園にも桜の木が1本植えてあるので、なんとなく親しみを感じています。植物にも、木にも、虫にも、お花にも「こころ」があるのだと思わせてくれる、子どもの気持ちを優しくしてくれるような絵本だと思います。

実家に眠っている絵本はありませんか?

 子どもが生まれてしばらくすると、両家の実家から重たいダンボールが届きました。開けてみると、ちょっとカビくさいような・・・昔の絵本がたくさん入っているではありませんか。私も夫も、「これ好きだった~」とか「こんなんあったっけ!?」とか、絵本あさりに夢中になってしまって。昔自分が読んでいた絵本を、子どもが読んで、同じように楽しい気持ちになったり、悲しい気持ちになったりしているのを見ると、なんとも言えない幸せな気持ちになります。自分に昔絵本を読んでくれた親に感謝したりして。かび臭いなんて言って、反省、反省。きちんと大事に取っておいてくれていたことにも、親に感謝、感謝です。

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