子どもたちは何でも美味しくママの料理を食べてくれますか?
1才や2才の時には食べられていた野菜が、3、4歳となるといつの間にか食べなくなっていった経験はありませんか?我が子も段々と食べられない、食べようとしない野菜が増えているような気が・・・そこで、美味しく楽しく野菜が食べられるように工夫したものの中でも、上手くいったなぁと感じるものを紹介します。
野菜を育ててみる
我が家は庭がないので、プランターで栽培できる野菜作りに挑戦しました。野菜作りは超初心者でしたが、ミニトマトや万願寺唐辛子、ズッキーニ、ゴーヤ、きゅうり、パセリ等は比較的簡単に収穫まで辿り着くことができました。種から育てるのではなく、ホームセンター等で200円前後から売られている苗がオススメです。特に、ミニトマトや万願寺唐辛子は、1株でご近所に配っても余らせてしまうくらい豊作だったので、家計にもやさしい♪
我が子が苦手な野菜ばかり育てたのですが、水やりを毎日の子どもの役割にしたり、収穫してもらったりしているうちに、市販のものも食べてくれるように!今では、勝手に収穫して食べると、「私のなのに・・・!」と怒られてしまうようになりました。
料理を一緒にしてみる
子どもが3才になる頃に包丁を持たせてみました。何回か指を切ったので「もうちょっと大きくなるまで待とうかな?」という気持ちもあったのですが、1回させてしまうと、したがる、したがる。食卓では、自分が切った野菜、包んだ餃子などなど自分が調理したものを皿から探し出して食べています。もちろん、パパやママにも自慢げに分けてくれるので、そこは大袈裟に褒めて、褒めて。結局、おもちゃのキッチングッズは購入せずに、全て本物で済ませたことに・・・将来、ママがもっと楽できるといいな♪と願いつつ、料理上手を褒めちぎっています。
野菜料理から食卓に出してみる
『空腹は最高のスパイス』と誰かが言っていましたが、まさにそれ。まるでフランス料理のコースのように、前菜?から食卓に出してみます。そんなにシャレたものではありませんが、私が料理をしている側から「お腹すいた~」「まだ~」とまとわりついて、とてもしつこい我が子。それをしずめる意味でも、『ピーマンのおかか和え』やら『瓜の煮物』やら、唐揚げやミートボールと一緒に並んでいたらまず手はつけないであろう野菜達を渡します。「それしかない」と思ったのか、しぶしぶ食べ始め・・・食べず嫌いだった瓜は好きになったけど、ピーマンは、他の料理と一緒に出すとまだまだ後回し。トホホ。
野菜をかわいい・おしゃれな形にしてみる
よくある方法だとは思いますが、とても効果テキメンなのがコレ!!ハートやお星さまなど、かわいい形にくり抜いた人参やじゃがいもをお皿に盛ると、まるで宝探しのように必死になって野菜を探しています。そんな面倒くさい、時間がかかることしてられないと思いそうですが、すぐ出せるところに型を置いておけば、とても簡単!!型を抜いた残りのお野菜ももちろん一緒に料理に使って、大人達のお皿へ。型を抜いたあとのお野菜も意外とカワイイんですよね。だから、パパのお弁当にワンポイントなどなど使い道はいっぱい。
食べられない野菜があってもいい
最後に・・・私が一番気をつけていることがコレ。人間苦手なものがあるのは当然で、虫であったり、動物であったり、時には人であったり・・・よくよく思い出せば、小さな頃は、肉も魚もほとんど食べられず、ベジタリアンのような生活をしていた私。小学校の給食を残して、教室の後ろに立たされたり、給食のおばちゃん達に謝りにいったり、それはそれは辛いこともたくさんありました。ましてや、野菜の苦みや渋みは警戒するべき味であり、子ども達は本能的にそれを避けているとも言われています。食べられないものがあっても当たり前、ピーマンが食べられないのであれば、他の食品でその栄養を補えば良いのです。だから、食べられないものがあっても子どもを責めない(仕事に疲れて、料理したのに!!と怒りが顔に滲み出ていることもあるとは思いますが・・・言っちゃうこともあるし)。まぁ、そんな事に気をつけながら、野菜を美味しく楽しく、そして大切に食べてくれるように、日々奮闘しております。