お子さんの歯、口内環境は大丈夫ですか?
私は小さな頃、歯磨きが大嫌いで・・。
全然歯磨きしなかったので、もちろん虫歯で苦労しました。
親にも歯を磨きなさいとちゃんと言われた記憶があまりありません(笑)
大人になって歯の大切さを知りました。
我が子には同じ思いをさせたくない、そう思って虫歯予防はとても意識しています。
上の子は虫歯ゼロ!しかし・・最近下の子が虫歯になってしまいました。
我が子が虫歯に・・・原因は?
うちの下の子は、1歳まで母乳を飲んでいましたが、夜中は添い乳をしていて、夜中ずっとおっぱいを吸っている状態でした。
0歳8ヶ月くらいの頃、前歯が黄ばんできて心配になり、歯医者に行きましたが様子をみましょうという感じで・・・
夜中の添い乳と共に1歳で完全卒乳をしましたが、2歳児検診で前歯が虫歯であると言われてしまいました。
ショックでショックで・・・。1歳からは歯磨きちゃんとしていたんです。
原因ははっきりわかりませんが、1歳から2歳くらいの子供が虫歯になりやすい原因として、母乳をだらだらと飲み続ける、哺乳瓶で甘い飲み物を飲むなどと聞き、夜中にずっとおっぱいをくわえていたことが気になりました。
また、甘いものや糖分の取りすぎもよくないようです。
うちの子は早くにチョコレートもデビューしてしまいました。上にお姉ちゃんやお兄ちゃんがいたりすると、どうしても一緒になって食べさせてしまうということもあるようですが・・・。
うちもそうです。上の子は虫歯ゼロなのに、下の子は2歳で虫歯と言われてしまって、同じようにしていても、虫歯になりやすい環境を作ってしまったのかなと後悔しています。
甘いものも与えすぎていた気がします。
一日の糖分摂取量はどれくらいまでOK??
1歳から2歳までのお子さんの糖分摂取量は、一日に15グラムまでだそうです。
糖分は甘い飲み物からはもちろん、3度の食事やおやつからも摂取していることになります。
保健センターや子供の検診などに行くと目にすることがありますが、色々な飲み物にどれだけの糖分が入っているのか、
角砂糖何個分、スティックシュガー何本分で表示されているものがあります。
飲み物の糖分をスティックシュガー1本3グラムで例えると・・
お水・お茶・麦茶などは糖分ゼロですが、乳製品の小さなボトル1本だけでもスティックシュガー4本分、100%みかんジュース・りんごジュース1杯で8本~9本分など・・。
飲み物だけでもすぐに15グラム達してしまうものもあります。
健康の心配もそうですが、これらを普段からよく飲んでいると虫歯の1つの原因につながります。
甘い飲み物はたまのご褒美に少量をこころがけて、普段の水分補給は糖分のない水やお茶などがよいかもしれません。
食べ方にも注意!!!
朝から晩までだらだらと食事をとる、ちょこちょこ好きな時間に好きなだけおやつを食べる。
いつもお口の中に食べ物が入っているような環境も、虫歯の原因になります。
食事とおやつは大体の時間を決めて間隔をあけて摂る!
規則正しい生活が、虫歯予防になるそうです。
そして食事のあと、甘いものを摂取したあとはハミガキをすることを心がけましょう!
3度の歯ブラシが困難でも、就寝前の歯ブラシは欠かさずしよう!
虫歯になりやすいのは寝ているとき!
特に寝ている間は唾液の分泌量が少く、細菌が繁殖しやすくなります。
歯を磨かないで寝てしまうと、磨いて綺麗な状態のときに比べ、細菌の繁殖力も何倍にも増えてしまい、
虫歯になりやすくなります。
寝る前は必ず歯を磨く!
また、小さなお子様でまだちゃんと一人で磨けない場合は、大人がしっかりと仕上げ磨きをしてあげてください。
『ぶくぶくぺー』とお口をちゃんとゆすげるようになったら、フッ素入りの歯磨き粉を使用するのも虫歯予防に効果的です。
虫歯になってしまっても・・・
2歳児検診で前歯が虫歯と言われてしまい、放心状態に・・・(笑)
だって、8ヶ月のとき歯医者さんで、「このまま磨いていれば大丈夫です。様子みましょうって」
1歳6ヶ月検診のときも、「虫歯ゼロ」って言われてちょっと安心してたのに・・・
(虫歯~え~え~え~!!!)と心の声、そして追い打ちをかけるように、
「なってしまったものは仕方ありません!早めに歯医者さんに行って進行止めを塗ってもらってください。
そして治療ができる年齢になったら、また綺麗な笑顔に戻りますから!!」
(え、何!?綺麗な笑顔・・・!?そうだよ、進行止めってお歯黒さんになるんだよ・・前歯がお歯黒ってきついな・・七五三とか大丈夫??)
心配したまま家路に着くと、急いで歯医者へ電話!すぐ見てくれるとのこと。
ドキドキしながらも泣きじゃくる娘をかかえ歯のチェックを!!
「うんうん、大丈夫大丈夫!そんなにひどい虫歯じゃないから!初期で削るほどのものじゃないから大丈夫大丈夫」
(せんせ~い!!!)ちょっと安心して泣きそう(笑)
「進行止め塗っちゃうとかわいそうだから、これから毎日おうちでフッ素を塗ってください」と言われてまた一安心。
夜の仕上げ磨きの時に、スプレータイプのフッ素を歯ブラシにつけて磨いてあげてくださいとのこと。
それが虫歯の進行止め、虫歯予防になるそうです。
歯医者さんはもちろん、ドラックストアでもよく見かけるスプレータイプのフッ素です!
そして3ヶ月ごとの歯の検診、歯医者さんでのフッ素塗布で様子をみて、治療できるようになったらしましょうと。
早速次の日から、なるべく食べたら磨く、だらだら食べない、甘いものはなるべく、ホントなるべくだけど控える。
おうちでのフッ素塗布を続けています。
歯医者さんでも、先生によって考え方や診察が違うんだなというのも実感しました。
進行止めを塗ったほうが確実に虫歯の進行が止められるのかもしれないし、何が正解なのかはわからないけど、
いろいろ見て聞いて自分の考えにあった歯医者さんが見つかるといいとかもしれません。
2歳児検診の先生が言ったとおり、虫歯になってしまったものは仕方ありません。
でも、虫歯は治せます。早めに歯医者さんを受診しましょう!