子どもに自信をもってほしいなら・・・子どもを褒める?旦那を褒める?

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最近の子育ては「褒める」ことが大切、と言われています。

褒めているけど、なかなか自信に繋がっていないなぁ・・・と感じるママもいるかと思います。

それは、もしかしたら潜在意識の中で「褒められている」ことよりも、負の意識が多くを占めているのかも?

潜在意識って何?潜在意識がなんで子育てに影響するの?そんな疑問にせまります。



顕在意識と潜在意識の違い

私たち人間には、「潜在意識」と「顕在意識」が存在しています。
日常で、人とコミュニケーションをとっているときに使われているのは「顕在意識」。
顕在意識は、現実の思考の5%を占めています。そう、自分が意識している、周りに見せている部分は実はたったの5%!
では、思考の95%を占める「潜在意識」とは?
潜在意識は文字通り、潜んでいる意識のこと。潜んでいるので中々見えない。
自分でも気づかない奥深い部分で、産まれた時からの環境要因やよく聞かされてきた言動でつくられた意識のことです。
普段、人とコミュニケーションをとっているときには表立って出てこないんですけどね。
「○○したい」と顕在意識で思っても、できないときは「潜在意識」が邪魔をしていることもあるのです。

こうなりたい!のに、こうなれない!のは何故!?

お金持ちになりたい!
なのに、何でなれないの?
いつも、お金持ちになりたいと思っているのは顕在意識。でも、「そんなに簡単にお金は手に入らないのよ。一生懸命働くのよ」と、小さな頃から聞いて育ってきた人が、簡単にお金持ちになれるわけがありません。それは、簡単にお金を受け取ってはいけない…という思い込みを抱いているから。
思い込みって実は潜在意識からできていたりします。
小さな頃からの習慣が大人になってからもなかなか抜けないように、小さな頃から言われてきた言葉の力って、大人になってからも影響を受けるんです。無意識に!

潜在意識は主語がない

毎日褒めて育ててきたつもり。
でも、同じ時間を多く過ごす家族に対して、大人に対しても、褒めていますか?
当たり前のことでも「お父さん、すご~い!」って言ってますか?
子どもを褒めることに抵抗がない母でも、自分の旦那に対してわざわざ褒めることはないのが現実です。
だって、大人なんだから出来て当たり前でしょ?
ついつい、できないことに目が向いて小言をがみがみ…
旦那に「なんでやってくれないの?」と言ったことが、子どもの潜在意識の中では、主語の「旦那」がぬけて、「やってくれない」ことだけにフォーカスしてしまうのです。
だから、できない自分…という風にインプットされてしまうのですね。

大人も褒め合う家庭が最高!

結婚する前、旦那のことよく褒めていたよね~
子どもが産まれてからも、よく手伝ってくれてイクメンって呼ばれてたよね?
けれど、子どもが成長するにつれて、いつからか心が離れていってること…ありますよね。
妻は家事&育児に必死。
子供の成長に一喜一憂し、今度はこれをしよう!あそこにいよう!とわくわくしたり、疲れて叱って落ち込んだり。
だんだん旦那の帰りまで待てず、子どもと熟睡。コミュニケーションとれず…
コミュニケーションとれないから苛々して、旦那にあたる。
それを見ている子どもは、両親が発している言葉を聞いています。
それが無意識に潜在意識へと変わっていくのです。
だから、やっぱり肯定し合える関係が素敵!そんな家族の中で子どもを育てたいものです。

周りに対する母の対応、子どもは見ています。

自分の発した言葉が、主語をなくして自分の潜在意識をつくっていると思うと、言葉の力って本当にすごいですよね。
いい人でいる必要はありませんが、悪い言葉ばかり並べるのは、子育てに悪影響。
自分以外の家族への接し方、近所の人への接し方、友達への接し方、お店の人への接し方…
子どもは案外見ていますよ。
さあ、今日からあなたも言葉美人にな~れ♪

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