綺麗に写真を残してあげたいと言う思いから、子どもが産まれると同時に一眼レフカメラを購入するご家庭も多いと思います。
最近の運動会では、プロカメラマンのような父兄も多く見られます。祖父母世代でも立派なカメラでお孫さんを撮影している姿をよく見かけます。
でもせっかく立派なカメラを持っているのに使いこなせていますか?購入したばかりの初心者さん向けに上手に撮れる簡単なコツを伝授しちゃいます。
単焦点レンズを持っていますか!?
これは焦点距離が1つだけのレンズです。
赤ちゃんの撮影では室内で行うことが多いと思います。そんな時にあると便利なのが明るいレンズです。
明るいレンズは大きな「ぼけ」を作る事ができます。
家族の生活空間である室内はどうしても不要なものが背景に入りがちです。そんな時に、背景をぼかすことで生活感あふれるふようなものを見えなくしてしまいます。
絞りを開放したり、望遠で撮影することでも「ぼけ」はできるのですが、単焦点レンズを使うことで構図の勉強にもなるので上達が早くなりますよ。
ISO感度オートでシャッターチャンスを逃さない!
あ!可愛い!!と思った瞬間にシャッターを押せることってすごく重要ですよね。
高感度ノイズを気にしすぎて、低感度にしたままだと少し暗いとすぐに撮影できません。子どもの遊ぶ様子などを撮影するときには、ISO感度をオートに設定しておくといいですよ。
この時のF値は使用中のレンズで設定できる一番小さな値で撮影してみてください。
ふんわりとしたやさしい写真が撮れます。
水遊びは早いシャッタースピードで動いているものを止めて見せる
水しぶきがとまって見える。動いているものを止めて見せることで、その場にいるような臨場感を持った写真が撮影できます。
子どもの細かい表情もブレなくとらえることができるので、シャッターチャンスを逃しません。
高速シャッターで連写する
ISO感度を上げてシャッタースピードを早くします。
こういった写真は何十枚も連写で撮影し、その中から良い物を厳選していきましょう。
上手く撮れているかどうかはその場でチェックする必要はありません。自宅に持ち帰ってじっくり選んでくださいね。
運動会や発表会での撮影のコツ
はりきって望遠レンズをつけて撮影し、自宅に帰ってみたらアップばっかり!?ということにならないようにする為にも、全体の雰囲気を残すような撮影を心がけてください。
初心者のうちは『スポーツモード』での撮影をおススメします。
シャッタースピードは子どもの走る速さによっても変わりますし、流し撮りも初心者には無理です。
◆三脚の使用について
幼稚園や学校によっては、三脚禁止の場合もありますので『一脚』を購入しておいてはどうでしょうか。
長時間の撮影は疲れますし、ブレを防ぐためにもおススメします。
三脚と違って軽くて持ち運びし易いのも利点です。