花嫁さんを、ちょっとレトロでアンニュイな大人プリンセスにデザインしてくれるジュリエットベール。
マイナーなベールではありますが、誰もが知っているであろう、あの「お話し」から由来している、正真正銘のプリンセスベールです。
好みのレースや、他のデザインのベールをアレンジして手作りすることもできるのが特徴でもあります。
そんなジュリエットベールも、つける位置次第では随分と与える印象が異なるんです。
今回は、実例を参考にジュリエットベールのつけ位置アレンジをご紹介していきます。
ジュリエットベールとは?
ジュリエットベール、またの名をジュリエットキャップとも言います。
その名前の由来は、「ロミオとジュリエット」のヒロイン、ジュリエットが着けたことから来ているんです。
レースで頭の半分ほどをすっぽりと覆う、帽子の様なシルエットは新鮮さと、上品さ、そして女性の儚さも漂わせます。
甘く切ない物語の背景も相まって、花嫁の美しさをより際立たせてくれるのは間違いありません。
また、由来となるジュリエットもさることながら、モデル、ケイトモスさんが自身の結婚式で着用したことでも話題になったベールです。
ファッションの最先端を行く、スーパーモデルが自身の最高の舞台に選んだ衣装となればさらに気になりますよね♪
額にかかる程度に深めに着けて「大人キュート」に
ベールの端が額にかかる程度に深めにつけたアレンジです。
花嫁の、目の表情をより際立たせる効果があるので、お人形の様なアイメイクが良く映えます。
また、うつむいた視線もさらに、アンニュイにセクシーに演出してくれるのもポイント。
大人の女性の「キュート」を品よく、程よく作り出してくれます。
そして、もちろん繊細なデザインレースと、大ぶりなコサージュの組み合わせは鉄板です♪
生え際に添わせるように着けるのが「大人のプリンセスモード」
こんな風に、生え際に添わせて、輪郭を縁取るようにつけたアレンジもおしゃれ。
ディズニープリンセスのジャスミンや、ラプンツェル風の花嫁さんにもなれちゃいますよ。
レースのデザインをアクセントに使うテクニックも◎
小花で象った花冠や、ラリエットとのコーディネートは抜群の相性を発揮してくれます。
頭の中央にふんわり浅めにつけて「カジュアル&コケティッシュ」に
頭の中央のラインに乗せるように、ふんわりと浅めにつけたアレンジです。
ちょっと小悪魔風のコケティッシュな女性の魅力を漂わせてくれます。
ややカジュアルなアレンジなので、ガーデンウェディングやレストランウェディングなどにおススメ。
軽めの繊細なチュールを使ったジュリエットベールなら、ヌーディーな雰囲気でさらにセクシーな印象になります。
後頭部だけを覆うように浅くつけて「上品ガーリー」に
最後は、一段と浅く、後頭部だけをレースのキャップで覆うようにつけたアレンジです。
サイドに垂れ下がるリボンの様なベールの雰囲気がとってもガーリーでキュート。
でも、クラシカルでエレガントな印象を漂わせるジュリエットベールは、そんなアレンジでも幼く感じさせないのが魅力。
ゴージャスなビジューのヘアアクセサリーと合わせれば、リュクスな大人ガーリースタイルの完成です。
ショート丈にすれば、披露宴や2次会などのパーティーシーンにもGood!
いかがでしたか?
ジュリエットベールも他のデザインベールと同様に、つける位置でだいぶ与える印象が違います。
ウェディングはどんな女性も「お姫様気分」を楽しめる日。
でも、自分らしくないのはちょっとしっくりきません。
ベールの種類、つける位置を見極めて、最高にハッピーなプリンセスになってください。