学生時代は毎日のように会って話して、遊びに行ったりと仲の良かった女友達。
けれど就職・結婚・出産・育児とライフステージが変わるにつれて、会う頻度も減ってしまい……育児がひと段落した頃にまた連絡を取ろうと思っても疎遠になりすぎて連絡がしづらい、というのもよく聞く話ですが、それも何だか寂しいですよね。
ですがちょっとした心がけ一つで、友情は長く続くもの。
特に昔の友人と疎遠になりがちな育児中でも、細く長く続けるコツをご紹介します。
たまに近況伺いをメールしてみよう
就職や結婚で地元を離れると、それまでの友人と段々距離が出来てしまうのは避けられません。
今はSNSで気軽にやりとりは出来ますが、SNSをしていない人にはメールがおすすめ。
学生時代のように毎日でなくてもいいので、季節の移り変わる時期ごとに「元気にしてる?また会って話したいなあ」と近況を伺ってみましょう。
自分の近況は短く簡潔にまとめておくのがポイント。
もちろん、メールの最後には相手の体調を気遣うなどの気配りも忘れずにいたいですね。
年賀状だけでのやりとりになってしまったご友人にも、たまにはメールで連絡してみませんか?
家庭や育児の話・愚痴はほどほどに!
メールやお茶をした時に気を付けたいのが話題の内容。
久しぶりにあった友人に、「うちの旦那がさー」とか、「見てみて、これうちの子~」と、つい家庭の愚痴や子供の自慢話をしたくなってしまう気持ちはわかります。
けれどグループで食事をした時など、その場にいる皆が既婚や育児中とは限りませんよね。
そうでない人達からしたら、家庭の愚痴や育児ネタはあまり面白いものではないかもしれません。育児話はママ友の間だけにしましょう。
家族の話は「聞かれたら答える・愚痴は言わない」を基本にし、聞き役に回ると楽しい時間が過ごせますよ。
最近気になるニュースや、友人がはまってる趣味などについて聞いてみると新たな発見があるかも?
人のライフプランに口を出さない
既婚・育児中の人が、悪気が無くてもついやってしまいがちな失言がこちら。
「○○ちゃんは、いい人いないの?」
「そろそろ子供欲しいとか思ったりはしないの?」
自分が充実した結婚生活をしていると、友人にも同じような人生を送って欲しいという厚意からついそんな事を言ってしまうケースもあります。
ですが、ライフプランは人それぞれ。
女性の幸せ=結婚出産、ではなくなってきている昨今、幸せの形も人それぞれです。
友人の生き方を尊重し、認め合う気持ちで付き合うのが友情を長続きさせるコツです。
「どうせ私なんて……」はNGワード!
育児中だと家にこもりっぱなしだったり、夫と子供としか会話しないなど、少し社会からおいて行かれたような疎外感を抱きがちですよね。
そんな中、バリバリ社会で働いている友人や、余暇に旅行を楽しんでいる友人の話を聞くと、つい「いいな~」って羨ましくなってしまうことも……
けれどそこで気を付けたいのは、
「どうせ私なんて……育児で外出も出来ないし」
「どうせこの先も子供が小さいせいで正社員で働けないし」
などと後ろ向きな発言をすること。
育児中はどうしても自由に動けないのは誰にだってわかる事です。
それを承知で産んだんでしょ?と反論されても仕方のない発言をするのはNG。
ネガティブな発言は場の空気も悪くしてしまいますよ。
<まとめ>前向きな話で楽しもう
たとえ今は育児中でなかなか自由が利かなくても、子供はそのうち大きくなり手を離れます。
そしたら働きに出る事は勿論、友人と小旅行に行く事だって出来ます。
40,50代になっても友人と楽しく過ごす為には、今からの心がけが大事。
今は旅行や飲み会に行けなくても、「あと10年したら絶対行こうね!」「子供が小学生になったらもっと会いたいね」と、将来に向けて前向きな話をしておけば、実際に数年後育児が落ち着いた頃にお誘いが来るはずです。
「今は育児中だし身動き取れない私にもっと配慮してよ!」な態度の人よりも、「今は育児中だけど、たまにだったらお茶しに出かけられるから会いたいな」という人の方が誘いたくなるもの。
せっかくの友人との縁も、長く楽しいものでありたいですね。