穏やかな出産、ソフロロジー式分娩のススメ。

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「出産」って、どんなイメージですか?

赤ちゃんに出会える感動の瞬間!…ですが、そこには痛みが伴います。

痛さでわめき散らしている出産シーンをテレビで見ていると、怖くなってしまいますよね。

そんな皆様に、『ソフロロジー式分娩』をお伝えします!



出産ってどのくらい痛いの?

よく、「鼻からスイカを出すくらい痛い」なんて聞きますよね。
これを聞くたびに「鼻からスイカなんか出るわけないじゃん!どんだけ痛いの!?」って思っていたんですが、実際に出産してみると、良い例えが全く浮かばないんです。
もちろん痛い。
出産前は「会陰切開」と聞くだけで「痛くて無理!」と思っていましたが、実際はそんな痛みを感じないくらい出産そのものの痛みが凄いです。
おそらくほとんどの人にとって、今までの人生で体験したことない程の痛みです。

ソフロロジーなら痛くないの?

ソフロロジーでも痛いです。
和痛分娩や無痛分娩に対して、「痛みを感じない出産なんて、それじゃ母性が芽生えないよ」なんて勘違いも甚だしい発言をする人、たまにいますよね。
和痛分娩も無痛分娩も痛い。同じように、ソフロロジー分娩も痛いです。
ソフロロジー分娩は特に麻酔や薬を使用したりするわけでもないので、痛み自体は普通分娩と何も変わりありません。

ソフロロジーのメリットって?

普通分娩と変わりないなら、なんでわざわざソフロロジー?と思いますよね。
確かにソフロロジーは直接痛みを和らげてくれるものではありません。
ソフロロジーが変えてくれるのは『気持ち』です。
どうしても出産には不安や恐怖といったマイナスイメージがつきものです。
たくさん血も出ますし、分かってて大怪我するようなものですから。
けれどそうしたマイナスイメージは、出産時に体の筋肉を緊張させ、出産をより困難なものにしてしまうんです。
筋肉が堅くなれば当然産道も堅くなります。そうすれば、お母さんも赤ちゃんも、余計に苦しい思いをしてしまうんです。
だから、『気持ち』を変えるのです。

ソフロロジーとはリラックス分娩法

ソフロロジーを、リラックス分娩法とも言います。
「痛いのは怖い、嫌だ」というマイナスイメージを、「もうすぐ赤ちゃんに会える、赤ちゃんも一緒に頑張ってくれているんだ」というプラスのエネルギーに変えていくことで、自然にお産を楽しみに待つようになれます。
更に、普段からソフロロジーの音楽を聴きながら全身の力を抜く呼吸法・トレーニングをすることで、実際のお産の時も余分な力を入れず、余計な痛みを増やすのを防いでくれるのです。

穏やかなお産を迎えるために

ソフロロジーのトレーニングに、排便トレーニングというものがあります。
少々汚い話で恐縮ですが、排便をする時って、思いっきり力むより、リラックスして力を抜いていたほうが便が出やすいのを知っていますか?
赤ちゃんも同じで、「出そう!」と力を入れるより、リラックスしていてあげたほうが、産道が柔らかくなって出てきやすいんです。
こうした簡単なトレーニングをいくつかやっておくだけで、お産の頃にはそれが体に馴染み、自然と力を抜けるようになるんです。
私はソフロロジーのおかげで、うめき声ひとつあげずに静かなお産をすることができました。
是非これからお産を迎えるみなさんの参考にしてみて下さいね。

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