三輪車よりも、ストライダー
ストライダーとは、ペダルとブレーキのないミニ二輪車。足で地面を蹴って進むタイプの二輪車です。
赤ちゃんの玩具で足で蹴って進む4輪の車はありますが、こちらは二輪。
これに乗る事で、自然にバランス感覚を身に付けるんです。
通常は、自転車の補助輪に依存していたが為に、補助輪を外した時に恐怖心が生まれ余計にバランスを取りにくくなります。
しかし、ストライダーを小さいうちに乗りこなし、バランス感覚を身に付けておくことにより、普通の自転車も15分ほどで乗りこなせるようになるようです。
最近では、三輪車ではなくこのようなストライダーを選ぶ方が増えています。
ストライダー以外にチャリンコマスターもあります。こちらはブレーキ付きも出ていてより安心ですね。
ストライダー等をやってなかった場合は?
まず自転車のペダルを左右取り外します。
(スパナは100均で買えます)
自転車の左側に立って、押して歩きます。
慣れたらジグザグや8の字もやってみましょう。
ふらつかず出来たら次へ進みます
バランス感覚を身に付よう
サドルを下げ、跨った状態で両脚で歩き続けます。
最初はこれすらも難しいんです。
ポイントは真っ直ぐ前をみよう!遠くを見ることによりふらつきも押さえられます。
慣れてきたら、跨った状態で、両つま先で軽く地面を蹴って足を少し浮かせます。
バランスが取れないと、これも難しい。。
公園などでゆるやかな坂があれば、それを利用すると楽です。
最初は頻繁に蹴っていてもだんだん惰性で長く乗れるようになります。
慣れてきたら次は、足を浮かせて進んでいる時に、わざとハンドルを左右に揺らしながら乗ります。
ハンドルにしがみついてバランスを取ることを避けるためです。
ペダルの前に、ブレーキ操作も練習しておきましょう。
いよいよペダルを付けよう
最初は、地面を蹴って進み、少しスピードが出たらペダルに足を乗せてみます。
こがずに置くだけです。
この頃には、バランス感覚が身についているので、こけませんし、こけそうになる前に自分で足をついたりブレーキをかけれるようになっています。
それに慣れたら、ペダルを漕いでみましょう。
同様に、地面を蹴って進み、スピードが出てからこぎます。
こげるのに、ハンドル操作がうまくいかず、あっちへフラフラいってしまう場合は、まだバランスの取り方が悪いです。
最終段階
ここまでは、親が後ろを支えたり、押しながら走ったりせずに自力でできます。
親も子も根性で練習していた時代とは大違いです。
一番難しいのは、走り出しです。
止まった状態で利き足のペダルを上にし、一気に踏み込みます。
その踏み込みに躊躇してしまうと、走り出せません。
一歩が踏み出せたら、すぐさま反対の足を踏み込ませます。
最初は躊躇するので、声がけなり手拍子をするとすぐに出来るようになります。
我が子は最後の最後、この走り出しだけ後ろを持って助けましたが、それもほんの数秒だけでした。
やはり自転車を早く乗れるようにするにはバランス感覚が重要ですね。
そして、大人よりも子供の方が、感覚が優れてるのでより早く乗りこなせます。
自転車の乗り方は1度乗れたら一生忘れないと言います。
時間のある時にチャレンジしてみて下さい。