お腹が大きくなってくると気になるのが妊娠線。
一度できると、完全には消えないと言われています。ですので、妊娠したら正しいケア方法や予防法を知っておく必要があります。
妊娠線を予防する方法や、すでにできてしまった妊娠線を薄くする方法をまとめました。
妊娠線の原因って?
妊娠線ができる原因は、急激な体重増加とホルモンの影響にあります。
急激に体重が増えて、お腹が大きくなることで皮膚が無理やり伸ばされ、
表面に裂けたような線ができてしまうのです。
妊娠中は、『コルチコステロイドホルモン』というホルモンが大量に分泌されています。
このホルモンの影響で、肌のターンオーバー(肌の生まれ変わり)の働きが鈍ったり、
肌の代謝が抑えられてしまいます。
その結果、肌は弾力を失ってしまうので、妊娠中はいつも以上に妊娠線ができやすくなってしまっているんです。
そして、妊娠線は、一度できてしまうと完全には治りません。
ただし、きちんとケアをすることで薄くなったり、目立たなくすることはできます。
ケア方法 保湿する
とにかく保湿することが大切です。妊娠線クリームやオイルで毎日しっかり保湿するようにしましょう。
妊娠線はお腹以外にも胸や二の腕、おしり、太ももにできることがあるので、
カサつきが気になったら保湿をしてください。
クリームの選び方
妊娠線予防専用のクリームも沢山ありますが、保湿さえできればいいので、肌に合うものであれば安いもので十分です。
毎日塗るのが理想なので、大容量の物を選ぶといいですね。
プチプラブランドで人気があるのはボディショップのボディバター。
香りもよくて保湿性もバツグン!そして大容量なのでなかなかなくなりません。
クリームの塗り方
「下から上に」力を入れずにやさしくマッサージしながら塗りましょう。
●お腹…おへそ周りに円を描くように塗ります。
そして、下腹部から上腹部にむかってなでるように塗ります。
●胸…乳房の外側から、下を通って内側へと半円を描きながら、持ち上げるようにクリームを塗る。
●太もも・お尻…膝裏からお尻に向かって、下から上にお尻を持ち上げるようにクリームを塗る
サポート下着をつける
マタニテイ用のガードルや腹帯は大きくなるお腹を支えるのに役立つほか、
皮膚が急激に引っ張られるような状態になることを防止してくれるので、妊娠線の予防にもなります。
汗をよく吸い込んでくれるので、夏場にもぴったりですし、冬場は冷えも防いでくれます。
色々な種類があるので、季節や生活シーンに合わせて、あったものを選びましょう。