産後少し経ち、いつもはお散歩してたけど少し重くなってきたな、そろそろ自転車デビューしようかな。なんて方もいますよね。
歩きより早くて遠くまで行ける、車より気軽に出掛けられる自転車。
色々調べていくと、知らないこともたくさんあったんです。
いつから使えるの?
前乗せには何歳からという決まりはありませんが、1人でしっかり座れて頭も安定してからが良いでしょう。早くてもだいたい10ヶ月くらいからが目安になりますね。
いつまで使えるのかも、年齢の制限ではなく【身長100cmまで、体重15kgまで】となっています。
背が高くなってくると、視界の妨げになります。重くなってくると操作が不安定になり、どちらも危険を伴います。
そして、重さに関しては自転車に負荷がかかり故障の原因にもなり得ます。
なので、この規定に達してなくても安全に乗ることが出来なくなったら使用を辞めましょう。
おおよその目安としては、早い子で2歳くらいから3歳半くらいまででしょうか。
後ろ乗せも同様に決まりはありません。メーカーによっては1歳から使用可能としている物もあるようですが、2歳からの使用を推奨している物が多いです。
後ろに乗せるとなると、子供の姿が見えません。
子供が暴れたりして急に動くと、ハンドル操作が不安定になります。
2歳くらいになると運転者の言うことが聞けるようになってきます。
2歳になっても、暴れて暴れて運転が難しい…という場合は、落ち着くまで使用を控えた方が良いかと思います。自転車はむき出しの状態ですので、安全に運転出来るかどうかを基準に使用出来るかどうか決めましょう。
前乗せって、使用期間が意外と短いんですね。
後ろに乗せられるまで待つのもなぁ…という方、実は…
おんぶ紐の使用okの地域があるんです
一部の地域になりますが、抱っこ紐(おんぶ紐)を使用しても良いとされている地域があります。
例えば東京都では、運転者+
・チャイルドシートに1人乗車(計2人)
・幼児1人をひも等で背負って乗車(計2人)
・チャイルドシートに1人+乳幼児1人を背負って乗車(計3人)
・幼児2人同乗基準適合車のチャイルドシートに2人乗せる(計3人)
これが可能とされています。
地域により異なりますので、お住まいの道府県の「道路交通法施行細則」を調べてみてください。
また、一般的な自転車での3人乗りが(子供を背負えば)禁止されていないという地域であっても、実際にはそれがグレーゾーンとなっているケースもあります。
該当しない地域の方は、やはり購入になりますよね。
http://www.reiki.metro.tokyo.jp/reiki_honbun/g1012199001.html
購入する場合、助成が出るかも!
お住まいの地域によって異なりますが、子供乗せ自転車購入の助成がある場合もあります。
例えば神奈川県藤沢市では補助対象に当てはまる家庭宛に対象自転車の購入金額の半分(上限31,000円まで)が補助されるそうです。
また購入補助以外にも、対象世帯に電動付き自転車のレンタルを行っている地域もあります。
ですので、購入を検討している方は、まずお住まいの地域でそのような制度があるか確認するといいですね。
http://www.e-bukken-list.com/amuse/mameneta/column75.html
購入する場合どんな物がいいの?
子供乗せ専用自転車がベストです。幼児2人同乗基準適合車BAAマークというものが付いている自転車です。
これは、大人1人と子供2人が乗った場合の重量でも、強度や安定性が耐えられる作りとなっています。また、このマークのない自転車での幼児2人乗せは道路交通法違反となってしまいます。
ですので、2人乗せる可能性がある方はこのマークの物を選びましょう。
子供乗せ専用自転車では、それ以外にもメリットがあります。
足元が広く空いていたり、子供の乗せおろしが楽に行えるような機能がついていたりします。
重心が低く作られているものがほとんどなので、バランスも取りやすく乗れる物が多いですね。
持っている自転車を使用する場合は?
まず確認する事として、
荷台に表示されている最大積載質量、自転車への幼児座席取付けの可否を確認します。
荷台の最大積載質量をオーバーした使い方をすると、走行時に自転車がふらつきやすくなり、また、荷台が自転車から外れて幼児座席が脱落することも考えられ、危険です。
用意する物は、幼児座席・子供用ヘルメットが必要となります。
幼児座席はベルトが5点式、3点式など種類がありますが、安全性を考えたら肩も留められる5点式を選んだ方が安心できますね。
また、頭の安定している子供を乗せる場合も、寝てしまったり頭がグラつく恐れもあるので、ヘッドレストが付いたタイプの方が良いです。
取り付けの際も、ご自身でつけるよりお店の方にお願いしてしっかり取り付けてもらいましょう。
種類も多く、値段や見た目で選びたいところですが、第一に安全を考え正しい使い方で自転車ライフを送りましょう!
http://www.jbpi.or.jp/childseat/