妊娠中、足がつることありませんか?
こむら返りという言葉を聞いたことがあると思います。
多くの妊婦さんが体験するであろうこむら返り。
なぜ、こむら返りが起きるか知っていますか?
原因・対策をまとめてみました。
こむら返りとは?
ふくらはぎの筋肉が急激に収縮することによって、足がつる状態を「こむら返り」といいます。
原因
妊娠後期になると、成長した胎児によって骨盤の内側から押し広げられ骨盤にゆがみを生じます。
骨盤のゆがみによって、足の筋肉は引き伸ばされる状態が続き、ふくらはぎの筋肉はもとに戻ろうと急激に収縮するのでこむら返りが起きます。
体重が増加することで、足に負担がかかり、大きくなったおなかに圧迫されたりして、下半身の血流が悪くなり、足の裏やふくらはぎがつることになります。
また、お腹の赤ちゃんに栄養を送っているため、マグネシウム、カルシウムなどの栄養不足になりがちなのも原因の一つと考えられてます。
対策
骨盤を適度に閉めるのが効果的です。
妊娠中も骨盤を調整することと、適切にお腹を支える腹帯が良いそうです。
足がつった場合の解消法
・筋肉を伸ばす
・足首を回す
・血行を促進する
ちょっとのことですが、無理なくできる事です。
少しは解消されます。
食生活の見直し
赤ちゃんに栄養を送ることで、マグネシウム・カルシウムなどの栄養不足が、原因の一つと考えられていますので、食生活の見直しなりがちなのも原因の一つと考えられてます。
サプリメントも有効ですが、食事での栄養補給の方が良いでしょう。
カルシウムの吸収を助けるビタミンD、骨の形成をカルシウムとともに行うマグネシウムの摂取もおすすめです。マグネシウムが不足すると、心臓への負担がかかり足がつりやすくなるそうです。
カルシウムというと、乳製品を思い出すと思いますが、乳製品のアレルギーがあったり、苦手な人もいると思います。
そこでおすすめなのが、高野豆腐。
実はカルシウムが多く含まれています。高野豆腐は水で戻だけです。
煮物のイメージがありますが、水で戻してからミルなどで細かくしてハンバーグに入れるなどすると手軽にカルシウムが接種できます。
赤ちゃんの離乳食や、普通食になった時のおかずにもおススメです。