正産期に起きる出産の兆候まとめ。赤ちゃんに早く会いたい!

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長かったマタニティライフもいよいよ終盤。正産期に入るとますますお腹も大きくなり赤ちゃんとの初対面もすぐそこです。出産への期待と不安で落ち着かない日々を過ごす妊婦さんも多いのではないでしょうか。ここではそんな正産期の様々な出産の兆候をまとめました。



正産期の赤ちゃん

妊娠37週0日~41週6日を「正産期」と言い、出産するのに最も適した期間とされています。この時期の赤ちゃんは体の機能や皮下脂肪が十分に発達しているのでいつでも外に出て来られる状態まで成長しています。
この頃の赤ちゃんは個人差はあるものの、2800g~3000gほどで、身長は48㎝~50㎝程度まで成長します。
お腹の中でしきりに指しゃぶりをして、お母さんのおっぱいを吸う練習をしながら外に出るタイミングを待っています。

出産の兆候①お腹が下がってくる

この時期になると、「お腹がだいぶ下がってきたね」と言われることがあるかもしれません。それは、お腹の赤ちゃんが出産に向けて骨盤の中に頭を入れ始めるためどんどん下に下りてきて、これまで前に突き出していたお腹が洋ナシのように下広がって見えるからです。
赤ちゃんが下に下りてくることで、膀胱が圧迫されて頻尿になったり尿漏れを起こしたりします。くしゃみの勢いなど、ちょっとした衝撃でで尿漏れしてしまうので尿漏れパットや生理用ナプキンを当てておくと安心です。
さらに、これまで圧迫されていた胃が解放されるので食欲がわいてきます。赤ちゃんが生まれる前に食べられるものを食べておこう!とたくさん食べてしまうと、妊娠高血圧症になってしまう危険もあるのでほどほどにしておきましょう。
そして、いよいよ赤ちゃんが骨盤に入り込んでくると、足の付け根や恥骨が痛むことがあります。朝起き上がるときに起きられないくらいの激痛が走ることもありますがそんな時は無理をせずに休みましょう。

出産の兆候②前駆陣痛

予定日が近づいてくると、不定期にお腹が張ることが多くなります。
これは「前駆陣痛」や「偽陣痛」と呼ばれます。張りの間隔も不定期で痛みは鈍い生理痛のような耐えられる痛みです。お腹も張ってカチカチになりますが、少し経つと痛みも張りも消えていきます。
前駆陣痛は夜起こることが多く、いつ陣痛が始まるかと気を張ってしまい眠られずにいるといつの間にか朝になり痛みも消えていたりします。
前駆陣痛には個人差があり、出産の1ヵ月も前から前駆陣痛がある妊婦さんもいれば、前駆陣痛がないまま出産を迎える妊婦さんもいらっしゃいます。
前駆陣痛が長く続くと、精神的に疲れてしまいまう妊婦さんも多いかもしれません。ですが、前駆陣痛は産道を柔らかくする働きがあるとも言われていますので前向きにリラックスして過ごすようにしましょう。

出産の兆候③胎動が減る

赤ちゃんが骨盤の中に入り込むと頭と体が固定されて胎動が少なくなります。これまで激しく動き回っていた赤ちゃんが急に大人しくなってしまうので心配になってしまうかもしれませんが、ちゃんと動いていれば赤ちゃんは元気なので大丈夫です。しかし、全く動かなくなることはないので何時間も胎動がない場合はすぐに産婦人科を受診してください。

まとめ

出産が近づいてくると、赤ちゃんに早く会いたいという期待とお産に対する不安が入り混じって何とも落ち着かなくなってしまいがちです。精神的に落ち込んでしまう妊婦さんもいらっしゃるかもしれません。
赤ちゃんは自分とお母さんの一番いいタイミングで自分の意思で出てくるとよく言われます。お母さんが痛い時は赤ちゃんもお腹の中で一生懸命頑張っています。赤ちゃんもお母さんに早く会いたいのです。
確実に赤ちゃんに会える日は近づいていますが逆にいえば、赤ちゃんと一心同体でいられる日が残り少なくなっていますのでそんな愛しい日を楽しんで過ごしてください。

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