妊娠37週目から41週6日目までのことを正産期と呼びます。この時期は「出産するのに理想的な時期」で実際この期間内に赤ちゃんが産まれる人が多いのですが、なかなかやってこない陣痛に不安になる人も。そんな人には是非試してもらいたい陣痛やお産を進ませるためのちょっとしたコツをお教えします。
よく言われるだけに、試す価値あり!?スクワット。
スクワットは私もおススメのひとつ。
2人目を出産した際に、一度「これは陣痛だ!」と思って病院へ行ったら「まだそれは前駆陣痛ですね」と言われて家に帰されたのですが、その日の夜にせっせとスクワットをしてみたところ本陣痛がやってきて無事出産となりました。
スクワットが陣痛促進に効く理由は、股関節を開き骨盤も開くことで赤ちゃんが出てきやすくなるようです。
【スクワットのやり方】
なにせ臨月のお腹でスクワットをやるので、とにかく無理をせずにゆっくりと行うことが原則。くれぐれも転倒しないように気をつけてくださいね。目安としては4回から10回程度と言われています。足幅は肩幅より広めにとり、ゆっくりと腰を落としていきます。
いくら正産期とはいえ、お腹に違和感を感じるようなことがあれば無理をせず、すぐに休憩をするようにしましょう。
食べ物から陣痛を促す!!
よく言われるのが、焼き肉を食べる、オロナミンCを飲むなど。
他にもいろいろあるのでご紹介します。
【パイナップル】
子宮頚管の軟化と熟化を促す効果がある成分がパイナップルには含まれているので、パイナップルを食べるのも効果的です
【食物繊維】
便秘の予防のためです。食物繊維を多く含む食品を摂取すると便秘の予防になります。便秘になると腸が膨らみ、下腹部に胎児が下りてくるはずのスペースがなくなってしまうため、出産予定日前の2、3週間は果物や野菜をたくさん食べると効果的。ドライプルーンやその他のドライフルーツも便秘解消に効果がありますよ。
部屋の拭き掃除をする。
雑巾がけなどの四つん這いの体勢が良いと言われていますし、昔からそのように言われているので実際効果ありそう。
四つん這いの体勢は赤ちゃんが良い位置に来るので、赤ちゃんの頭が子宮頚部を圧迫することで子宮頚部は短く薄くなり始めます。一回に10分ほど四つん這いの姿勢になることを一日に数回行うと、胎児の頭が最善の位置に来るようなることで安産につながると言われています。
しかし、実は医学的根拠はないそうなので、過剰にやりすぎて無理になるようなことがないように気をつけてくださいね。
足つぼを刺激してみる。
下垂体、膀胱、みぞおち、卵巣と子宮に効果のあるツボを刺激することで陣痛を促進します。
これらのツボのひとつを強めに押して、円を描くように揉みます。
【下垂体】
下垂体のツボは足の親指あります。このツボを押すと脳下垂体を刺激して、オキシトシンなどのホルモン分泌を促します。
【膀胱】
膀胱のツボは土踏まずの下のほうの足の内側に近い部分。このツボを刺激することで、子宮のまわりの筋肉を収縮させて子宮の収縮を促します。
【みぞおち】
このツボは足の裏の中心に位置し、リラックス効果と精神安定効果があります。
【卵巣と子宮】
卵巣と子宮のツボは足首の内側、くるぶしのすぐ下に位置します。
妊娠満期になる前に陣痛が始まる可能性があるため、妊娠38週目以前に足ツボを刺激してはいけません。特に妊娠初期には足ツボを刺激しないようにしてください。
アロマやハーブティ。
《アロマ》
アロマの中には妊娠初期には使用を避けるべきとされているものもいくつかあり、その中には子宮の収縮を促進する働きがあるものもあるのです。
そうした子宮の収縮を促進するアロマを使用してみるのはいかがでしょうか?
【クラリセージ】
子宮収縮を促す効果があるアロマ。こちらは飲むのではなく、嗅ぐことで効果を発揮します。アロマショップなどで購入することができ、使用法はカップに熱いお湯をいれ、クラリセージを2、3滴たらして香りをかぐだけ。とても手軽で簡単に試せます。
バスタブに8〜10滴垂らしてアロマ風呂にしても効果があるそうなので、リラックスもかねて試してみるといいでしょう。
《ハーブティ》
安産のお茶と言われる「ラズベリーリーフティ」。8か月を超えてから飲むと良いとされているお茶です。
子宮口を柔らかくし、陣痛の時間が短くなり、安産につながると言われるお茶。
ハーブティの中では癖がほとんどなく、普通のお茶のように飲むことが出来るので手軽に日々の生活のなかで取り入れることが出来ます。
ネットでの通販でも買うことが出来ますし、カルディなどでも買えますよ。