生まれつきお肌の弱い子は乾燥しがち。乾燥はお肌トラブルを引き起こす原因の一つなので、最も避けたいこと。そのため保湿剤を塗ることが大切ですが、それ以上に大切なのは、実は洗浄剤を選ぶことなのです。
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避けたい。赤ちゃんや子どものお肌トラブル
肌質は生まれつきです。
もともと丈夫で何もお手入れしなくても全く荒れない人もいれば、
敏感で少しの変化で荒れる人もいます。
でも赤ちゃんや子どものお肌が荒れていると、
本人がつらいのももちろん
間近で見ているママの心も痛みますよね。
きれいなお肌を守ってあげたい。
ではお肌の弱い子のスキンケアはどうしたらいいのでしょう。
最近のアトピー性皮膚炎の考え方
アトピー性皮膚炎は“生まれつき”、ではなく
“生まれつきお肌の特に弱い人がなりやすい”病気です。
弱い人のお肌は、皮膚の中のセラミドが十分ではないことが多く、
そのため細胞と細胞の間にすき間ができ、
その隙間から水分が蒸発し乾燥しやすい状態になりがちです。
そうなると、外からの異物が入りやすく、
それが刺激になりかゆみを感じ、ひっかいてしまい
湿疹が悪化させやすいのです。
最近の研究では、“アレルギ”ーが原因というより、
こちらの考えが主流になってきています。
なので、皮膚は保湿をすればトラブルの大半は防ぐことができる、
といわれています。
どうすれば保湿できる?
お肌の弱い子は保湿をして肌を守る、
ということがわかりました。
ではどのようにすればいいのでしょう。
保湿剤を塗るのはもちろんですが、
それ以上に気を付けたいことがります。
それは「肌の刺激になるようなものを使わない」ということ、です。
意外と盲点、洗浄剤。
市販のごく一般的な石鹸やハンドソープで手を洗った時、
よく泡をすすいでタオルで手を拭いても、
香料の香りが残ることはありませんか?
つまり洗浄剤は水でよく洗い流した後でも、お肌の上にしっかり残るのです。
その洗浄剤が、
アルコールや合成界面活性剤、化学物質由来の油性原料で作られていたら
どうでしょう。
それらが薄い膜となって皮膚に残っているとしたら…。
それらがお肌に刺激になる、
ということは言うまでもありません。
考えるとちょっと怖いですね。
良質なオイルで作られた自然素材の石鹸を使ってみて。
そこで大切なのが洗浄剤選びです。
合成成分、石油由来のもの、化学物質の入っていない石鹸
をおすすめします。
さらに良質な天然のオイルを使って作られている石鹸であれば、
肌を保護するおまけもついてきます。
洗った後のツッパリ感のなさに驚かれるはずです。
東急ハンズやロフト、ロハスな製品を扱う雑貨さん、
自然食品のお店などに置いてあります。
またネットなどでも探すことができます。
一般的な石鹸よりも少し価格が高めですが、
毎日何度も手は洗いますし、髪も顔も体も洗います。
安心なものを使いたいですよね。
お肌トラブルを防ぐために、ぜひ一度試してみてください。