年齢を重ねても続けられる!夫婦共通の趣味にアウトドアのすすめ

9,550 views

子供が小さいうちは家族みんなで、子供が巣立ってからは夫婦二人で。

子供がいない夫婦は結婚してからずっと二人で。

夫婦共通の趣味にアウトドアはいかがでしょう?

今回は、年齢を重ねても夫婦で楽しめるアウトドアをいくつか紹介します!



カメラを持っておでかけしよう!

最近は「カメラ女子」という言葉もできるほど、カメラはとても身近な趣味となっています。
手軽に使えるスマートフォンのカメラ機能から、レンズ交換やマニュアル撮影の行える本格的なカメラまで、多種多様なカメラがあります。

はじめの一歩は、夫婦でカメラを持って、近所を散歩してみましょう。
普段なにげなく歩いている道にも、気づかなかった小さな花が咲いているかもしれません。
いつもは通り過ぎるだけの公園に、近所の猫たちが集まって日向ぼっこをしていいるかもしれません。
そういう、今まで気づかなかった日常を発見できるのも、カメラのいいところです。

カメラの操作に慣れてきたら、ちょっと遠くまで行ってみましょう。
旅行やドライブにカメラを持っていけば、楽しい思い出もたくさん撮影できますね。

カメラに慣れ、いろいろなものを撮影していくうちに、自分がなにを撮りたいのか、どんなものを撮ったら楽しいのかがなんとなくわかってきます。
それは空を飛ぶ鳥だったり、小さな子供だったり、川だったり、山だったり、街中だったり。
撮りたいものによって、カメラの仕様も変わってきます。
一度に揃えてしまうのはお金がかかってしまいますが、少しずつ揃えていくのも、趣味の醍醐味ではないでしょうか。
夫婦で話し合って、カメラの専門店で必要なものを選ぶのも楽しいですよね。
今はネットでも様々なグッズが売られています。
カメラ本体だけではなく、ストラップやバッグはもちろん、お手入れに必要な小道具まで。
自分の好みにぴったりの小物に出会えたら、カメラを持ってお出かけするのがますます楽しくなりますよ!

そして、せっかくですから自分たちが撮ったものをブログで紹介したり、部屋に飾ったり、絵葉書にしたりしてみましょう。
ずっとデータとしてカードやパソコンに入れたままだと、ある日突然壊れて見れなくなって悲しい思いをするかもしれませんので、定期的に写真整理をしておきましょう。
カメラのお手入れも夫婦で一緒にやると楽しいですよ!

ちょっとしたお小遣い稼ぎに、自分たちが撮った写真を使うのもひとつの手段です。
写真を素材としてネット上で販売してみましょう。
お金を取るほどのものでは・・・と思う人は、フリー素材として登録してみましょう。
自分たちが撮った写真を誰かが買ってくれたり、利用してくれたりすると、うれしい気持ちになります。
次はもっといい写真を撮りたい!とテンションも上がることでしょう。
自分たちだけが楽しむ趣味もいいですが、誰かの役に立つ趣味というのも素敵だと思いますよ。

釣って楽しい、食べて美味しい!

釣りにはいろいろな種類があります。
海、川、湖、管理釣り場など・・・
海とひとくくりにしていますが、船で沖まで行くのか、漁港や砂地や岩場など陸地で釣るのか、魚の種類によって場所はさまざまです。
川や湖、管理釣り場などにも、さまざまな種類の魚がいます。
魚によって釣り道具も変わってきますので、釣りに行く前に下調べが必須ですね。

釣りは、季節によって釣れる魚が異なりますが、基本的には年中楽しめるアウトドアです。
釣ったあとはその場で簡単調理して食べたり、持ち帰って調理したり、新鮮な魚を味わうことができるのも、釣りの楽しいところです。
釣りを趣味にしている男性の多くは、魚を捌いて調理することができるそうですよ。自分が釣った魚を、どうやったら美味しく食べられるか考えているうちに、魚の美味しい調理法も勉強してしまうようです。
夫婦で釣りに行って、帰宅したら夫婦で一緒に調理をするのも楽しいですね。
魚を料理するのは得意でも、捌くのはちょっと・・・という奥さんも、旦那さんが捌いてくれたあとの魚だったら大丈夫なのではないでしょうか。

釣り初心者におすすめしたいのは、管理釣り場です。
管理釣り場は手ぶらで行っても大丈夫な場所がほとんどです。
道具一式を貸し出しているし、釣りの基本をレクチャーしてくれる場合もあります。
トイレやレストランも完備されている場所が多いので、女性や子供でも安心ですね。

レンタル釣り道具で釣りに慣れたら、今度は自分たちでなにを釣りたいのか話し合って、釣具店へ行きましょう。
釣具店の店員さんが必要なものを教えてくれるので、釣り方や道具の使い方のアドバイスをもらいながら、一式揃えましょう。
釣りに詳しい友人がいれば、最初は一緒に行ってもらうと心強いですね。

釣りは、毎回大漁なわけではありません。
一匹も釣れなかったり、目的ではない魚しか釣れなかったり、もしかしたら一度もヒットすらなく時間だけが過ぎる日もあるかもしれません。
でも、それもまた夫婦で一緒にいることで楽しい時間になるのです。
釣れなくても、夫婦でぼーっとしている時間も、幸せな時間だと思いませんか?
釣れないからといって喧嘩することはありません。自然が相手のことなのですから、そういう日もあるのです。
釣りはだいたい自然の中で行います。
日ごろはコンクリートジャングルで生活していても、釣りをするために海や山に行って大自然に囲まれるだけでも、心が落ち着きます。
釣れなくたって、大自然の中で夫婦で一緒にいられることで、素敵な趣味になると思います。

ゆっくり天体観測

特別な準備をせずに楽しめる趣味として、天体観測はいかがですか?
都会に住んでいる方は、ちょっと遠出しなければなりませんが、都会でも見える星はありますし、月はどこでも観測可能ですね。
皆既月食・日食や部分月食・日食は、テレビやネットで話題にもなりやすいので、それをきっかけに空を見上げたことのある人も多いのではないでしょうか。
2012年の金環日食は大変話題になりましたよね。

天体ではありませんが、都会でも肉眼で確認できるものとして、国際宇宙ステーションがあります。
毎日見れるわけではありませんが、JAXAの公式HPで「国際宇宙ステーション・きぼう」の目視予想情報を出しているので、興味のある方は是非チェックしてください。
地球上から約400㎞上空に建設された宇宙ステーションを肉眼で見ることができるのは、なんとも不思議な気持ちになります。

都会でも観測可能なのはほかにもあります。
三大流星群というのを聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
毎年ほぼ決まった時期に、ある程度の数の流星が確認されるのが、お正月明けのしぶんぎ座流星群、お盆のころのペルセウス座流星群、12月中旬のふたご座流星群、これらが三大流星群と言われています。
条件次第では観測が可能な流星群も数多く存在します。

流星群が来ていない時期でも、天体観測は可能です。
流星を見るだけが天体観測ではありませんよね。
街の明かりが邪魔をしない場所までちょっと遠出をして、星空を眺めてみましょう。
天体観測は寝転がってするのが一番です。
レジャーシートや寝袋を持っていくと、地面や寒さを気にすることなく寝転がれます。
天体観測は基本的には屋外で行うものなので、季節や場所に応じて装備を整えることを忘れないでください。

星座に興味が出てきたら、どんな星座がどの方角にあるのかを探してみましょう。
星座本を買ったり、スマホやパソコンのアプリで調べるのもいいですね。
もっと興味が出てきたら、天体望遠鏡を買うのもおすすめします!
天体望遠鏡があれば、肉眼では見えなかった天体も見えるようになるし、月のクレーターや土星の輪まで確認できます。
夫婦で寝転がって星座の話をする・・・ロマンチックですね。

太陽が昇っている間でもできる天体観測は、プラネタリウムです。
星座の説明や物語も聞けるし、天体望遠鏡でも見えないほどの星空を体験することができます。
プラネタリウムは日本各地にあるのでいつでも楽しめますね。
実際に天体観測へ行く前に、近くのプラネタリウムで予習しておくと、さらに楽しめるかもしれませんよ!

http://kibo.tksc.jaxa.jp/

アウトドアといったらキャンプ!?

キャンプというと、大勢でワイワイ賑やかにやるものというイメージもあるかもしれませんが、夫婦二人でも十分楽しいものなのです。
大自然の中で時間を気にせずゆっくりすごす・・・とっても贅沢な大人の趣味だと思います。

日中は大自然の中で読書をしたり、自然の音に耳を傾けたり。
夕方からは夫婦二人でちょっと手の込んだ料理をしてみたり、バーベキューで普段は買わない贅沢な食材を焼いてみたり。
夜はランタンの明かりの下でお酒を飲みながら他愛もないおしゃべりをしてみたり、真っ暗にして静かに星空を眺めたり。
朝は目覚まし時計を使わずに、鳥のさえずりやほかのキャンパーたちの声や音で目を覚まし、暖かいコーヒーを飲んで一日が始まる・・・
子供と一緒に、友達と一緒に、賑やかなキャンプもいいですが、夫婦二人で静かなキャンプも、仲良し夫婦にしかできない趣味です。

初心者はまずデイキャンプから始めるといいのではないでしょうか。
初めてのキャンプでいきなりテントを立てて一泊するのはなんだか不安・・・という人は、バーベキューや川遊びなどを楽しんで、宿泊せずに帰るので、キャンプってどんなもの?という人はまずデイキャンプを体験してみるといいでしょう。

昨今のアウトドアブームで、キャンプ場もさまざまな設備が整えられているようです。
道具一式レンタルできたり、お風呂やトイレが完備されていたり、コインランドリーや売店があったり、電気をつかえたり・・・快適にキャンプを楽しむために、自分たちにはどういう設備が必要なのか、事前にチェックしておくといいでしょう。
目的地のキャンプ場にどういう設備があるのかによって、自分たちで持っていくものも変わってきます。

キャンプ場が準備してくれているもの以外でも、アウトドア用品を取り扱っているお店に行くと、たくさんの便利グッズに出会えます。
どの程度まで自力でやりたいのか、どういうことを便利グッズで乗り切りたいのか、夫婦で相談しましょう。
「火は俺がおこす!!!」なんて言い出したら、やらせてみるのも楽しいでしょうね(笑)
本当に火をおこすことができるまで待つのも、夫婦ふたりだからこそできることかもしれません。

キャンプで寝る場所は、テントだけとは限りません。
コテージもありますし、車中泊だって立派なキャンプになります。
車乗り入れOKのキャンプ場ならば、テントを張らずに車中泊するのもいいのではないでしょうか。

キャンプと一言で言ってもいろんなタイプがあります。
ぜひ夫婦で自分たちにぴったりのタイプを見つけてください。

車があれば誰でもできるドライブ

最後に紹介するのは、ドライブです。
車さえあれば、誰でもいつでもすぐにできます。
これまでに紹介した4つのアウトドアにも関連してくるのがドライブです。
カメラを持ってお出かけするのも、釣りの場所まで行くのも、天体観測に適した場所まで行くのも、キャンプ場へ行くのも、どれも車があると便利ですよね。
目的地までの移動手段が車なら、それはもう立派なドライブです!
とはいえ、目的地がなくてもただただドライブをするのも楽しいものです。

夫婦のドライブで気を付けたいのは「助手席で寝る」ことです。
夫婦のどちらが運転をしていても、助手席で寝るのは遠慮したいですよね。
どうしても眠くなったら「運転を途中で変わるために、今は少しだけ眠ります」と宣言してしまいましょう。
途中で運転を変わるためなら、悪い気はしませんよね。

長距離ドライブにあると安心するものはなんでしょう・・・?
まずは、簡易トイレです。
これは大渋滞にはまってしまったときにあると安心します。
トイレのあるサービスエリアやパーキングエリアはすぐそこなのに、大渋滞で全然進まない!事故渋滞で身動き取れない!そんなとき、どうしてもトイレに行きたくて我慢できなくなったら・・・簡易トイレがあれば「最終手段がある!」と心に余裕ができます。
次にクーラーボックス。
これがあると、道中でみつけた美味しいものを、安全に家まで持ち帰ることができます。
サービスエリアやパーキングエリアで買うと「高いなぁ」と感じてしまう飲み物も、出発前に近所のスーパーで購入してクーラーボックスに入れておけば、いつでも飲むことができますね。
おやつも少しだけ持っていくと、渋滞でイライラしたときに役に立ちます。
助手席の人が運転席の人に食べさせることがしやすいような、スティックタイプのお菓子や、一口サイズのものがあるといいかもしれませんね。
最後にブランケットや毛布やクッション。
これらはサービスエリアやパーキングエリアで仮眠をするときにあると便利です。
眠くなる前に、仮眠を取りましょう。
適度な休憩は、安全運転には欠かすことができません。

近場へのドライブならそれほどの準備はいりませんが、ちょっと遠くまで行くのなら、万が一に備えて準備をしておくと、心に余裕が生まれます。
心に余裕があれば、渋滞にはまっても、思い通りの走行ができなくても、イライラすることなく過ごせるでしょう。
せっかく夫婦でドライブをしているのだから、楽しく過ごしたいですよね。

こんな記事も読まれています