恋人期間は、四六時中いっしょにいるわけではありません。
長く付き合ってたとしても、実は「会っている時のお互い」しか知らないのです。
結婚して一緒に生活してみて初めてわかった、驚きの事実の数々。
いくつかご紹介します。
ら、裸族!?
結婚式後のドタバタも落ち着いて、いよいよ本格的に2人の生活が始まった日。
仕事を終えて帰ってきた夫が、着替えに行ってリビングに出てきたら、なんとパンツもはかずに全裸状態・・・え!?な、なに!?やだ、まさかいきなり!?
・・・なにかを期待したあなた、違います。
「オレ、家では何も身につけない派なんだよ」と当たり前のように言い放つ夫に、妻は「せ、せめてパンツくらい、はいてください・・・」と、うつむきながら言うしかなかったのでした。
(筆者の友人談)
納豆に砂糖
食に関する習慣の違いは、驚きネタとしてはもっとも多いのではないでしょうか。
出身地の違いによるものはある程度予測できても、「家庭独自のルール」「マイルール」までは予測がつきませんから、びっくりする機会は数え上げれば切りがありません。
「納豆に砂糖、入れるよね?」「・・・・・・」
「目玉焼きはソースです」「いや醤油です」
「今夜はシチュー?おかずは?」「え?シチューがメインなんですけど・・・」
「うちではおでんのタマゴは殻付きのまま入ってたよ」「それじゃタマゴに味染みないでしょ」
・・・・・・・・・
カレーはレストラン形式で
味や食べ方だけでなく、料理の盛り付け方でも違いがあるんですね。
料理別に大皿に盛られていて、各々が自分で取って食べるお宅、全てが一人分ずつ小皿や小鉢に入って出てくるお宅。
この違いはなんとなくわかる気がします。兄弟姉妹の多い家庭では、大皿方式だと「私の分がなくなった!」などのケンカが起きそうですよね。
こんな話もありました。
カレーの盛り付け方で、ご飯は片側に寄せて盛り空いたところにルーを入れるか、ご飯は皿全体に広げて盛りルーも全体的にかけるかで、大喧嘩をしたご夫婦。
こちらは、ご飯とルーを別々の器に盛って出すことで、決着がついたそうです。
真夜中のティータイム
晩酌習慣のあるお宅で育った夫。
仕事から帰ってきたら、おかずをつまみながら晩酌。
いい具合に酔ったころで簡単にご飯を胃袋に詰め込み、食べたあとはソファーや床に寝転がり、テレビを見ながらいつの間にか大いびき。
そして日付が変わった頃、おもむろに起き上がり「コーヒー淹れて~」
しばらくしてベッドに移動して本格的に就寝。でも朝ちゃんと起きて普通に出かけるのです。
睡眠時間短くないですか?そんな寝方で疲れ取れるんですか?
いやそれより、私は夕食終わったら片付けしてお風呂入ってちゃんと寝ないと起きれません!
・・・・・・生活時間帯の違いは、けっこう深刻な問題に発展しがち。
どちらかが合わせるか、互いの邪魔にならないよう気をつけて生活する必要がありますね。
「似た者夫婦」のできあがり
他にも、いろんなシーンで驚くことがあるでしょう。
生理的にどうしても受け付けない互いの習慣は、話し合いで解決しなければなりません。
でも、そうじゃないものは、相手のやり方を試してみたら意外と気に入って、今はどちらかに統一されているというご夫婦が多いんです。
面白いですね。
こうやって新しい家庭の新しいルールが生まれ、夫婦の好みや習慣が寄っていき、「似た者夫婦」と呼ばれるようになるのかな?と思うと、結婚て、なんだかとても感慨深いですね。