急病時に役立つ情報 ~発熱編~ 子供が熱があるときどうしたらいいの?

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さっきまで元気だった子供が、急にぐったりとして発熱することがあります。どんなことに気を付ければよいでしょうか。夫婦で知っておけば慌てずに落ち着いて対処ができるはずです。



子供が熱を出した! どうしたらいいの??

子供は夕方から夜にかけて発熱することが多いようです。熱があってもまずはあわてずに、子供の様子を見て下さい。
 38.5度程度の熱があり、機嫌良く遊んでいる。または、すやすや眠っている。こんな時は朝まで様子を見てみましょう。
 38.5度程度の熱でも、機嫌が悪かったり、フラフラしてだるそうな時は医療機関で診察してもらいましょう。

熱がでたらどうするの? 熱を下げる工夫とは。

①体を冷やす。
ビニール袋に冷たい水道水を入れて、袋の中になるべく空気が入らないように口を閉じます。水が漏れてこないようにして下さい。これを2つ作り両脇に、はさみます。3分後から体温が下がり始めます。

②解熱剤を使う。
内服と坐剤がありますが、熱が下がり始めるのは30分程度かかります。そして、4~5時間程度熱が下がりますが、また熱が上がることがあります。水疱瘡やインフルエンザの時は使えないこともあるため、必ずかかりつけの医師や薬剤師に確認してから使いましょう。

③水分補給をする。
熱が高いと体の水分も失われ、脱水症状が起きることがあります。湯冷まし、イオン飲料、麦茶などをこまめに飲ませて下さい。

※熱さまし用の額に貼るものを使う。
体を冷やす面積が小さいため、熱を下げる効果は少ないです。ただ、子供にとっては気持ちが良いため、その目的で使いましょう。

熱はいったん下がったんだけど…。 なんだか変!?

子供の体温が38度以下に下がり、機嫌が良くなったり、すやすや眠り始めたりするようなら大したことではないことが多いです。体温が下がったのに機嫌が悪かったり、ぐずったり、呼吸が荒かったりなどの症状があれば、医療機関で診察を受けましょう。

早く熱を下げようと、氷を使いたくなりますが小さな氷5個ぐらいにしてください。氷を多く入れると冷たすぎて子供が嫌がります。そして、触れている部分が凍傷になることもあります。熱が下がり過ぎて顔が蒼くなることもありますので、親は大変ですが注意して子供の様子をみましょう。

熱性けいれんとは?

熱が上がるときに けいれん を起こすことがあります。初めての けいれん や、長時間続く けいれん は医療機関で診察を受けた方がよいです。
その時も慌てずに対処しましょう。

親ができること。

子供が苦しんでいるのを見るのは本当に親として苦しくなります。子供が少しでも早く楽になるように手助けをしてあげましょう。発熱をしない子供はいないと思います。病気にかかりながら強くなっていきます。一日一日大事に見守りましょう。

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