はじめての妊娠・出産には不安がつきもの。
出産って痛いの?
子育てちゃんとやっていけるかな?
でも大丈夫!そんな不安を解消してくれる本やマンガをご紹介します。
出産経験者の体験から、産婦人科の裏側、子育ての秘訣まで、きっと役に立つ5冊です。
コウノドリ
妊娠中に旅行にいっても大丈夫?
安産のためにできることってあるの?
予定日よりだいぶ早く生まれてしまったらどうなるの?
など、疑問に思ったことのある方にはぜひ読んでほしいマンガです。
主人公は産婦人科の医師。
様々なトラブルを抱えた妊婦さんが彼のもとを訪れます。
妊婦さんが気をつけなければいけないこと、気になる兆候が次々に出てきます。
そう!マンガを読んでいるうちに、自然と出産に詳しくなっちゃうのです。
そして何よりおもしろい。
無事に生まれてきてほしいと誰もが願い、新しい命との対面を心待ちにします。
生まれてくることはあたりまえではなく、妊婦さんひとりひとりにドラマがあり、出産は奇跡の連続です。
そう思えるからこそ生まれてくる赤ちゃんを一層大切にすることができるのではないでしょうか。
・『コウノドリ』1〜9巻(以下続刊)
・著者 鈴ノ木ユウ
・出版社 講談社
きみは赤ちゃん
妊娠すると情緒不安定になる
産後、夫のことが嫌いになってしまう
など、妊娠・出産を通して女性は心も体もどんどん変わっていきます。
自分が変わっていってしまうなんて、ちょっと不安になりますよね。
そんな方にオススメなのが『きみは赤ちゃん』芥川賞作家・川上未映子の妊娠と出産の体験記です。
ひどいつわりの苦しみを体験し、出生前診断を受けるかどうか悩み、どんどん変わっていく体に驚く妊娠期。
新生児のお世話で自分が眠れないときに熟睡する夫に殺意をいだいたり、保育園に預けるときの葛藤を体験したりする産後。
これはもう、すべての妊産婦が自分のことかと思うような体験が綴られています。
自分がどういう状態なのか知ってもらいたくて、旦那さんにそっと手渡した人もいるほどの臨場感です。
・『きみはあかちゃん』
・著者 川上未映子
・出版社 文藝春秋
トリペと 妊婦、はじめました
かわいい絵で癒されたいという方にぴったり!
リラックマの生みの親、コンドウアキさんの妊娠体験記です。
長女・トリペを妊娠してから出産するまでのあれこれを綴っているのですが、とにかくトリペがかわいい。
そうだよね〜。おなかのなかできっとこんなかんじなんだよねと共感しつつほのぼの読み進められます。
・『トリペと 妊婦、はじめました』
・著者 コンドウアキ
・出版社 主婦と生活社
カリスマ助産師トコちゃん先生の赤ちゃんがすぐに泣きやみグッスリ寝てくれる本
産後、寝不足になるよー!という話は良く聞くもの。
できれば我が子は良く寝る子であってほしい。
きっとみんなが一度は思うことでしょう。
そんな願いを叶えてくれるかもしれないのがこの本。
トコちゃんベルトの開発者、渡部信子さんが、自身の助産師としての経験から、赤ちゃんを布で包んであげるとよく眠ることを発見しました。
その名もおひなまき。
みなさんも聞いたことがあるかもしれません。
これ、本当に赤ちゃんがすやすやと眠るのです!
子宮の中で丸くなっていた赤ちゃんを、そのままの姿勢で眠らせてあげることができるからです。
さらに、妊娠中からできることも載っています。
赤ちゃんのすこやかな睡眠のために、一度読んでおいて損はありません。
・『カリスマ助産師トコちゃん先生の赤ちゃんがすぐに泣きやみグッスリ寝てくれる本』
・著者 渡部信子
・すばる舎
子どもへのまなざし
子供が泣いた時、すぐに抱いてあげたほうがいいの?
悪いことをした時、どう怒ったらいいんだろう?
子供の望むことをしてあげすぎるとわがままになっちゃう?
子育てをするなかできっと疑問に思うことですよね。
これらの疑問に科学的な根拠をもって答えてくれる本がこちら。
著者は長年子どもの心理を研究してきた児童精神科医。
乳幼児期にしっかり愛されて甘えることが自立心を育てるという観点から、子育てに必要な心構えをやさしく教えてくれます。
泣いている理由がわからなかったり、イヤイヤ期に突入すると、ついついイライラしてしまうものですが、この本を読み返すと優しい気持ちになることができます。
産後は忙しくて読む暇が無くなりますので、妊娠中に読むのがオススメです。
・『子どもへのまなざし』
・著者 佐々木正美
・出版社 福音館書店