妊娠することは、奇跡です。
なので、必ずしも計画通りに行くとは限らないけれど、やみくもに妊娠・出産するのではなく、ある程度の家族計画も必要です。
よくママたちの間で「2人目、どうする?」「何歳だと楽なのかな?」などと、話されたりします。
子どもを育てるのには、体力はもちろん、経済力も、協力も必要。
子ども一人育てるのに約3,000万円必要ともいわれています。
今回は、年齢差別のメリット・デメリットをご紹介していきます。
2学年差
この年齢差は、よく聞くと思います。
一人目の子育てに慣れてきたころ、妊娠出産する形です。
●メリット
2人の年の差があまりないので、一気に子育てを終わらせることができます。
また、例えば幼稚園や保育園などでは、二人が同時期に通園する期間があるので、地域にもよりますが、就園奨励金などを利用して、教育費が安くなったりします。
●デメリット
1つ分しか学年が離れていないので、その分教育費の工面が大変になってきます。
塾に通う、受験する、一人暮らしの仕送りなど、計画的に貯めておかないと家計は火の車にもなります。
年子(1学年差)
上の子が赤ちゃん赤ちゃんしている時に、妊娠出産する形です。
●メリット
年子のママは、年齢差にもよるのですが、1歳未満の差などであれば双子のように育つし、二人で遊びながら大きくなるからいいと聞きます。
一緒に大きくなるし、お下がりもすぐに回せる。
トイレトレーニングなども、上の子のマネをして覚えてくれたりするようですね。
●デメリット
一気にお金がかかります。
上の子をベビーカーに乗せる時期が短くなる分、一人抱っこやおんぶして、一人ベビーカーなどというパターンも。
育児でバタバタして、二人目の赤ちゃんの頃が思い出せない、上の子を抱っこする期間が短いなどもあります。
3学年差
入学・卒業などの時期が重なる、三学年差。
上の子の子育てがひと段落してきた頃の妊娠出産する形です。
●メリット
教育費を用意するのに期間があります。
同じ学校にいるタイミングがないので、同性ならば制服などを回せたり。
受験が重なるので、同じ時期に家族で集中して取り組むこともできます。
●デメリット
入学が重なる分、一気にまとまったお金が必要になってくることが多いです。
子どもに手がかからなくなるまで、年数が必要なので、外に出て働こうとする人には忍耐や協力が必要。
5学年差
上の子が小学生になってから、妊娠出産する形です。
●メリット
大学の四年間の間に、時期がかぶらないのが最大のメリット。
幼稚園に通わせる期間がかぶらないのも、家計としてはゆとりができます。
●デメリット
子ども同士の年齢が離れれば離れるほど、子どもが手から離れるまでに時間を要するので、老後資金なども計画的に貯めていく必要があります。
いつ妊娠すれば、何学年差?
結局のところ、いつ妊娠すれば〇学年差になるのでしょうか。
今年、2015年の例で考えてみましょう。
2015年4月2日から2016年4月1日までに生まれる子どもを第一子として。
●年子
2015年7月中旬以降~2016年7月上旬ころまでの妊娠が、1学年差となります。
●2学年差
2016年7月中旬以降~2017年7月上旬ころまでの妊娠が、2学年差となります。
●3学年差
2017年7月中旬以降~2018年7月上旬ころまでの妊娠が、3学年差となります。
●5学年差
2019年7月中旬以降~2020年7月上旬ころまでの妊娠が、5学年差となります。
まとめ
夫婦お二人の経済状況や貯蓄状況、これからの展望(転職・独立など)も考慮にいれるべきものですが、お二人の年齢も重要になってきます。
若くして出産・育児となると、老後のことはゆっくり子どもが巣立ってからでもいいですが、ある程度年齢を重ねてからの出産・育児となると、また訳が変わってきます。
子育ては夫婦二人でするものなので、いろいろと将来のことをパターンなどを変えて考え、話し合いながら、どうするのが一番ベストなのか答えを出してみてください。