子供の内はいろんな病気になりやすいですね。
はじめての子育てでは特にちょっとの体調の変化に戸惑うことも多いです。
そこで特に多い諸症状の対処法を簡単にご紹介します。
様子を見るか、病院行くかの目安にして頂けるかと思います。
鼻水
寒くても出てしまう鼻水。
風邪のひきはじめによく出ますね。
透明な鼻水が多いですが、黄色や緑がかった鼻水になってきたら要注意。
粘着性のあるこれらの鼻水には細菌やウイルスが体内に侵入して、
それと戦った白血球が含まれています。
つまり体内に何かが侵入しているという事。
あまり長く黄色や緑の鼻水が続くようだと、子供は副鼻腔炎や中耳炎になりやすいです。
三日以上続くなら念のため、耳鼻科か小児科を受診した方が安全です。
家ではこまめに拭いてあげたり、家で使える鼻吸いで吸い取ってあげましょう。
過度に心配する必要もありませんが、様子をよく見る必要のある症状と言えます。
咳
こちらも風邪のひきはじめにはよくなりますね。
空気が乾燥していたり、ちょっとの刺激で咳は出ます。
続き始めるとまずは「風邪かな?」と考えますね。
咳が数日で治まれば風邪である可能性が高いです。
咳と鼻水、微熱程度なら必ずしも受診する必要はないです。
風邪の薬は対処薬がほとんどで風邪そのものを治す薬はないからです。
ですが、長引く咳や咳が辛くて機嫌が悪い、眠れない場合はすぐに受診を。
咳を抑える薬もありますし、長引く咳などは風邪ではない可能性があります。
本人の機嫌度は子供の内は結構重要ですよ。
下痢
下痢の原因といっても様々あり、水分を飲み過ぎても軟便で下痢っぽい時もあります。
下痢をしても本人が元気であれば腹痛もない、ただの軟便だったりします。
気を付けたいのは下痢が続いたり熱や嘔吐、腹痛などの症状もある時です。
細菌やウイルスによる症状かも知れません。
他の症状があったり、下痢が一回や二回で治まらなければすぐ病院へ。
ノロウイルスなどは処理するのに気を付けなければ感染が広がります。
下痢は悪い物を出すためになる症状なので下痢止めは好ましくありませんが、
症状によって緩和する薬を処方してもらえるはずです。
吐き気
赤ちゃんだと吐き戻しをよくしますね。
吐き戻しは胃に入り切らなくて逆流しているだけなので心配ないです。
幼児期では痰を出したくて吐くこともあります。
嘔吐も一回や二回くらいで本人の機嫌が良ければ大丈夫な事が多いです。
これまでと同じく、他にも症状があったら要注意です。
あまりに嘔吐が激しいと脱水症状も心配ですね。
軽い吐き気ではないと感じたらすぐに病院を受診しましょう。
発熱
子供は平熱が高めですが、平熱は子供によって様々です。
まず普段の平熱を知っておくことが大切です。
少し熱いなと感じて体温の上昇があったら、簡単にでいいのでメモを取るといいです。
病院に行くとなったら熱の変動を聞かれることが多いので、メモにしておくと伝えやすいですね。
熱の症状だけだと急いで病院に行くことはないです。
他に気になる症状があったり、ぐったりしていたら病院へ。
体力を消耗しない程度なら発熱は免疫力を上げるために
身体が温まろうとしているためになるので、
熱を下げ過ぎると回復が長引くこともあります。
子供の様子をよく見ながら解熱の判断はしたいですね。
主に五つの症状についてまとめました。
症状が軽くても心配な時は病院に行っていいと思います。
軽い症状だからと重い病気を見逃さないように日々の変化を見守っていきたいものですね。