赤ちゃんのはいはいってこんなに重要だったの?

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おすわりからはじまってずりばい、はいはい、そしてたっち…

赤ちゃんの成長は嬉しいものです。

しかし最近ではその成長を早く見たいがために十分にはいはいをさせずに立たせてしまう親がいるそうです。

その結果、顔にケガをしてしまう子が増えてきているんだそうです。

そんなはいはいの重要性について書いてみました。



ハイハイの疑問

ハイハイっていつから始まるの?

ハイハイの時期は赤ちゃんによって様々ですが、大体8ヶ月が成長の目安です。

ハイハイを始める前に以下の行動が見られがちです。

・ずりばい
・ひじばい
・高ばい、熊歩き

上手になると、方向転換や隣の部屋へ移動もできるようになります。

そうするとますます目が離せなくなります。

赤ちゃんの周囲だけでなく、部屋全体の安全確認が必要になります。

転んだときに顔を守れない

赤ちゃんは通常、上体が不安定なときにパッと手を出して体を支えます。

しかし、最近の子供たちはその手がなかなか出ない、そして手が出ても体を支えられずに、顔を打ってしまう子供が増えているんだそうです。

東京都が30年前から続けている5歳児の運動能力調査で、両腕で体を支えて、何秒間足を浮かせていられるかを測る調査では、昭和55年度では平均で80秒が2010年では男女とも48秒と40%も短くなっていました。

年々子供の運動能力が低下しています。

なぜ運動能力が低下している

体を支える力が低下した理由は、手のひらをついて体を支えるといった運動経験の不足があげられます。

早稲田大学の鳥居俊准教授のよれば、以前に比べて、早く赤ちゃんを立たせることによるハイハイの経験不足も関与しているのではないかということです。

ハイハイの重要性

ハイハイをすることで腕の力が鍛えられたり、バランス感覚や反射神経も鍛えることができるようです。

しかしハイハイを十分せず、幼児期にあまり運動をしない子は、将来、腰痛が出やすくなるし、早く立って歩いた人ほどO脚になる人が多いというデーターも出ています。

またハイハイという全身運動をすることで、脳が刺激されて言語能力や集中力などが高くなるとされています。

ハイハイを全然しない

住宅事情の関係でハイハイするスペースがなく、ハイハイをすることなく立ってしまう場合があります。

部屋の中を片付けたり、公園に行って芝生の上でハイハイさせたり、支援センターに行ってみるのもよいかもしれませんね。

また、赤ちゃんが喜ぶおもちゃを少し離しておいてあげるのもよいかもしれませんね。

子供の成長というのは何にも代えられない喜び・嬉しさがあります。

十分にハイハイさせないことで我が子が怪我をしてしまったらどうしようもないですよね?

成長具合は個人差があって当然のこと
小さいうちはゆっくり・じっくり見守ってあげましょう。

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