手作り離乳食 それぞれの段階で考えられるメニューを作ってみましょう

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初めに離乳食とは、そしてその進め方を紹介し、初期の手間を省く方法や、中期の様々な食感を味わうメニュー、完了期の家族と一緒に食べられるメニューを紹介します。

離乳食は既製品もありますが、手作りで作るとき、少量を家族の分の片手間に作ることが肝心だと思います。

また、赤ちゃんがともに食事に参加できるようになればよいと思います。

離乳食を手作りするメリットはいくつもありますが、何が何でも手作りというより、家族の夕食の延長として作るというスタンスがよいかと思います。

離乳食に振り回されてしまうのもありがちな事ですが、楽しんで作る余裕のない時は既製品でも構わない、そんな力を抜いた姿勢で作っていくとよいと私は考えています。



離乳食も食事です

赤ちゃんが、母乳からその他の食べ物を食べられるように、段階を追って慣らしていくのが離乳食です。
離乳食を始めるときは赤ちゃんの首が座り、支えれば座っていることができ、口に入れたものを 舌で出すことがなくなってからです。
赤ちゃんが何カ月の時、というのは目安です、絶対にその頃にというわけではありません。
そしてもう一つ、離乳食は赤ちゃんにとって食事だということとともに、家族として食事する前段階に来たということにもなります。

少量の離乳食を無駄なくつくるー冷凍

離乳を始めたころの赤ちゃんの離乳食は匙いっぱいという量で、一回一回作るより、ある程度まとめて作り、冷凍しておくのがよいでしょう。製氷皿などがあれば、キューブ状に固めて取り出せます。
ただ、赤ちゃんのお中のこと考えて、あまりたくさんまとめないということ、使い切る期間を考えることが必要でしょう。
冷凍なので三回から六回分程度までだと思います。
(画像は以降全部含めてクックパッドを参考にしました。)

様々な味になれる中期

「様々な味に慣れる」これはどの段階でも必要なことです。最終的に普通の食事の味すべてになれることですから、食べること自体が目標だった初期より、慣れてきた中期にこのテーマを持ってきました。
野菜の触感やにおい、肉や魚のそれも、離乳食の時期にある程度クリアしておくと幼児になって好き嫌いが少ない子になるのではないでしょうか。

家族と一緒に食べる完了期

大抵のものを柔らかくしておけば食べられる完了期になると、家族とあまり変わらないメニューを作ることができます。
例えば味を薄くつけている段階のもの、香辛料を入れる前の段階のもの、そのようなものをとり分けておけばいいのです。
うまくいくと、こぼしながらの食事でも家族とできるようになるのではないでしょうか。この時期は手づかみで食べるという意欲が大切で、スプーンやフォークはまだあとの話です。

手作りするなら楽しんで

離乳食を手作りするというのは、ちょっとした発想で楽にもなるし、しんどくもなりますが、初めのころの「ほんの少しの量を作って少しだけ食べるストレス」やそれ以降の「食べない食材があるストレス」「動きまわって落ち着いて食べてくれないストレス」「だらだら食べのストレス」はどの赤ちゃんにも訪れることです。疲れたなと思ったら既製品を作るのでもよいでしょう。
私の母が言うのには、私は食がすごく細くて、当時は既製品がなかったので手作りするしかなく、ちっとも食べないので、ノイローゼになりそうだったそうです。
今は既製品もあるのですから、無理をすることはないと思います。

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