ハワイ州オアフ島内の病院で、長男を出産した時の事、その日その時たまたま他のママさん達は、金髪系の白人の方が多かった様で、黒髪の日本人の出産は私だけでした。その為、他の赤ちゃんのママさん達、パパさん達、みんなに驚かれたので、こっちも驚いたのですが・・・。
モヒカンじゃない!
無事出産し、一休みして、ご飯を食べた後に、元気な新米ママ、パパ、ベイビーを集めて、看護師さんから、ベイビーのベーシックなお世話についての、レクチャーがありました。そこで、金髪さんファミリーのママパパに「ワーォ、あなたのベイビー生まれたてなのに頭髪が黒々して多くて立っててまるでモヒカンじゃない!すごい、ファンキー!」って言われました。私的には普通だと思ったのですが・・・。
え?つるつるなの?
薄い色の短い頭髪だから、ぱっと見みんなつるつるにみえたのです。もちろんよく見ればみんなちゃんと髪があります。「えーっ?あれ?ほんとだね、髪の感じがだいぶ違うねー」と互いに観察。
他のママパパはみんな初めて見るモヒカンベイビーに興味津々。
あら、うちの子ったら早速人気者だね。なんてのんきに主人と笑っていたら、看護師さんが、ではまずオムツから練習しましょう。と準備を始めました。そして、またもや注目をあびる事に。
生まれたばかりなのにアザがあるじゃない!
オムツをはずしたうちの子を見て、隣でハッと息をのむ声が。その声につられ、誰かが「オーノー」って、可哀想に的な声。ん?何?と、みなの視線をたどると、目線はうちの子のおしりに。なんと、他のママパパは、うちの子のおしりの蒙古斑を見て驚いていたのでした。あー蒙古斑ね。って他の子達を見てみると、えーっ?この子達おしり青くない?他のベイビー達のおしりには蒙古斑が無いのを見て
逆にひとり驚く私。
モウコハンだよ。知らないの?
え?みんな、蒙古斑ないの?ひとり焦るわたし。他のママパパに言いました。モウコハンですよ。日本には子供っぽい言動をしたりする若者や大人に「まだおしり青いな」って言葉の表現がある位、生まれた時から幼稚園児位までの小さな子のおしりは青い事が多いのよ。はい、周りの反応は???そこで、看護師さんが説明を入れてくれました。【モンゴリアンスポット又はモンゴリアンブルースポット】と呼ばれ、モンゴル系95%、アジア系80%、ヒスパニック系50%と言われています。だいたい、3~5歳で自然となくなります。
違いを知り、尊重し、学ぶ。
生まれたてのベイビーからして、色々違いがあるんだね。勉強になるね。とみんなでうなづきあって暖かい笑顔の時間でした。十人十色ってすごい言葉。みんなそれぞれでいいんです。子供の個性を理解し尊重しあう。初めてだらけの子育てを通し、親も色んな事を経験し、体験し、成長していきます。子育てには学ぶ楽しさがあります。オープンマインドで周りから色々な事を学んで、子育てを楽しみましょう!