子供と花火はいつから?家庭で楽しむ花火【やけどをした時はどうする?】

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夏の風物詩といえば、花火。記憶にも残る花火ですが、家庭で花火をする時に気をつけたいことがあります。

いわゆる「花火デビュー」ですが、何歳から、いつからできるものなのでしょうか。そして、気をつけたいことは何?やけどの心配は……?実は、正解のない「花火デビューの年齢」。家庭で守りたい、気をつけたいことをまとめてみました。

花火はいつから?何歳から?

まず、大きな花火大会は赤ちゃんから参加できるものなのでしょうか。いつから花火大会に赤ちゃんを連れていくかは正解がありません。

親として心配な問題は

・花火の音に怖がる
・夜遅くでグズる
・泣く
・騒ぐ

過去に花火大会で人混みでの将棋倒し事故が兵庫県でありました。

小さい子供は多くの人にいる環境に慣れず、泣き出してしまうケースもあります。慣れない環境でグズったり、普段は寝ているはずの夜遅くまで親のエゴで連れまわすことに賛否両論があります。また、打ち上げ花火大会に行ったとして、赤ちゃんはおむつ替えスペースがないなど問題もあります。
何歳から連れていけるのかは決まっていないものの、クチコミを見ると”ある程度大きくなってから”が正解とも言われています。ベランダから花火大会を見ることができたり、マンションの共有屋上で見ることができるなら、短時間見せて家に帰宅ができるのでいいように思います。

家庭での花火は?火や音を怖がるならまだやらなくても……

花火をすることで、記念になります。大きな花火大会だと移動も大変。そのため、家庭で子供と一緒に花火をしたい気持ちもあります。
家庭で花火をさせるなら、子供の個性を守るのが重要。

・子供がやりたがる→
ルールを守ってやる

ただ、もし、

・火を怖がる
・花火の音を怖がる
・暗闇を怖がる

のなら、まだ時期が早いと言えます。2歳、3歳児では暗い場所が怖い子供もいるので、親が花火をやりたがってもイヤイヤと泣き出すこともあります。
家庭で花火をするのが面白いと思えない、トラウマになってしまっては、その子によくないです。個性を見て挑戦させましょう。ちなみに、我が家の場合は4歳で、旅行先で花火デビューしました。

【体験談】花火をする時に注意したこと

夏休みに自然の残る場所に旅行した時、夜に従兄の子供たちと一緒に花火をしました。義理の父や母も一緒に付き添ってくれたので、花火に挑戦できました。

用意したのは
・家庭用の花火セット
・バケツ(水をはったもの)
・チャッカマン

です。

4歳の男の子は暗闇を怖がる性格で、映画館やプラネタリウムも怖がるため、花火を怖がったらやめておこうと思ったものの、従兄が一緒の旅行だったので率先して花火を開封しはじめました。袋の中に入っている花火は、ビニールを開封して1本ずつにして挑戦。打ち上げ花火はやめておきました。

上で書いていないグッズであると便利だったのは、100均で購入したサイリウムです。サイリウムとは、パキッと折ると光るアイドルのコンサートなどで使うライトですが、手首につけてもらうことで暗い中でも手元を明るくすることができました。

もちろん、親が子供の手を添えて、やけどやケガをしないように注意する必要があります。虫などが飛んでくると慌てて花火を離したり、人に花火を向けたりもするので注意が必須。ふざけて花火で遊び始めたらやめる、などルールを作っておくことも忘れないようにしましょう。

住宅街で花火をする時の注意事項

旅行先、キャンプなどで打ち上げ花火をするのは思い出にもなります。ただ、住宅街ではルール違反になってしまうこともあります。

住宅街で花火をする時には
・自治会では花火をしていいのか確認
・何時までか確認しておく
・花火ができる場所は?公園や広場など

花火を家庭で何時までできるかは、住んでいる地域にもよります。お友達を呼んで花火をして騒ぐことでご近所迷惑になってしまうこともあり、近隣トラブルの原因としても問題となっています。
自治体によって夜8時、夜9時までと通達が来ることがあるため、それを守りましょう。家の前の道路ではなく公園で花火をする方がいいでしょう。公園でも夜の8時には花火を終了させることが義務付けられていることもあり、水をはったバケツを持参してマナーを守って行います。

もしやけどをしてしまったら……?処置方法は?

子供がやけどをしてしまった時には、症状をみて病院に行く必要もあります。

1度のやけどだと……皮膚が赤くなっている
2度のやけどだと……水ぶくれになっている
3度のやけどだと……皮膚が白い、黒こげになっている

2度のやけど以上だと病院に行ってください。

小さい子供ほど皮膚が薄く、やけどをした成人よりも重症化しやすいです。あとが残ってしまうと大変なので、皮膚の深部までやけどがあると大変なので、できるだけ病院に行って診てもらいましょう。全身やけど、顔のやけどは救急車を呼ぶことも考えましょう。水ですぐに冷やし、流水で5~10分ほどはそのまま冷やしてください。洋服は脱がせません。皮膚がはがれることがあります。

夏の思い出、花火。花火デビューをいい記憶にするために、家庭で行う花火もマナーを守って行うことが大切です。

「花火大会や花火は何歳から?」には明確な答えがないものの、子供の性格によって何歳からがいいのかは違います。興味を持ちはじめたらチャレンジしてみるのがいいかもしれません。

 

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