温泉はいつから?赤ちゃんや子供が銭湯や入浴施設に入れるタイミングは……

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赤ちゃんの温泉入浴はいつからなのでしょうか。家族旅行をする時にリラックス効果の高い「温泉はダメ?」と迷ってしまうことがあります。

首の座っていない赤ちゃん連れの旅行で温泉があった時は避けるべきなのかもと思うものの、おむつが外れていない子供もダメ?そもそも、何歳からなら温泉に入れるの?と温泉好きなママやパパがいると不思議に感じてしまいます。

スーパー銭湯をはじめとする銭湯のほか、温泉など入浴施設はいつからなら入れるものなのか調べてみました。

温泉はいつから?赤ちゃんや子供で心配してしまうこと

赤ちゃんは温泉にいつから入れるのでしょうか。心配なのが、赤ちゃんの肌へ温泉水が大丈夫なのかということ、おむつ着用の赤ちゃんが温泉に入ることで他の人に迷惑になってしまうかもしれないことです。

(赤ちゃんの肌への問題)
・温泉水は肌に刺激が強すぎる?
・温泉の温度は肌に熱すぎる?
・赤ちゃんの肌を乾燥させてしまう?
・温泉水が熱いと泣いてしまう?

(おむつ着用でも温泉に入れるかどうか)
・おしっこを温泉で漏らす
・うんちを漏らす
・トイレができるまで温泉は入ってはいけない?
・おむつ着用の赤ちゃんは温泉OK?

このほか
・温泉は思った以上に雑菌が繁殖している?
・熱いお湯に入れるのは虐待と勘違いされてしまう?
・すべって転ぶ心配もある(温泉での事故が心配)

といった悩みもあります。

医師も「わからない」人が多いのが事実!自己責任で入るしかない!

赤ちゃんがいつから温泉に入れるかについては、調査した論文が存在しないのでわかりにくいのですが、医師監修と書かれた記事や医師のアンケート結果記事をまとめると

・1歳を迎えるまでは避けておくのが無難
・おむつ外しができた子供なら安心
・温泉も内風呂や貸切なら大丈夫なことも

と考える医師が多いことがわかりました。1歳以上なら可とする医師が多かったものの、周囲に対して迷惑をかけないようにして入れるならの条件つきです。

(赤ちゃんの肌への問題)について

温泉などの入浴施設では、温泉水の成分によって赤ちゃんへの肌ダメージを招くことがあります。

温泉水の成分は、
・酸性
・中性
・アルカリ性
に分かれます。この中で注意したいのは「酸性」。温泉は、炭酸水や塩水であれば生後3ヶ月以上でも大丈夫です。硫黄(イオウ)を含んでいる温泉水は肌へのダメージもありニオイもきついため生後1年は待った方がいいでしょう。
温泉の質を見極めて、入れる、入れないを決めます。
また、赤ちゃんにとっては、温泉水が熱すぎる危険性もあります。

大人でも身体に負担がかかった!

温泉はリラックス効果が高いものですが、成人でも身体に負担がかかっているのを知っているでしょうか。40度以上のお湯に15分以上つかることで体温が1.5度上昇しています。よく、温泉に入った後は身体がほてっている感覚がします。温度が高い温泉だと身体に負担がかかっています。

赤ちゃんだけでなく身体の小さい子供は、温泉に入ることで疲労感をアップさせて熱いと感じてしまうことがあります。身体の負担を考えて入らせない方がいいこともあります。

(おむつ着用でも温泉に入れるかどうか)について

社会常識として、医師アンケートから見えてきた結果としては、

・迷ったら温泉施設に聞くのが一番。
・おむつの場合は入れないことがある。

でした。

おしっこ、うんちのコントロールができない幼児を温泉に入れて、迷惑をかけてしまったら恥ずかしくなってしまいます。おむつが外れていない子供の入浴を禁止しているスーパー銭湯もあります。赤ちゃんなら何歳から入れるかどうかを確認してからがいいでしょう。
温泉施設によっては、おむつが外れない子供でもベビーバスを貸出してくれ一緒に入ることができる施設があります。施設によっては可のため、温泉施設で小さい子供でも入れる場所を探すこともコツです。

マナーを守って入るなら温泉も大丈夫!

医師のアンケート結果では、

・生後すぐには赤ちゃんを温泉に入らせない親が一般的なのでは?
・銭湯だと場所によっては雑菌が多くて入らない方がいい場合も
・大浴場はおむつが外れてから、貸切の内風呂なら入れることも

と結果が出ていて、赤ちゃんや幼児の温泉は、「その子による」や「温泉にもよる」のが答えです。

子供によっては、おむつが外れていてもふざけて温泉の水を飲んでしまう子がいます。ふざけない、温泉で転ばないなど親が注意する必要があります。
また、赤ちゃんや幼児の肌は弱く、温泉の質によって思わぬ肌トラブルになる可能性もあります。共同浴場と言われる銭湯では雑菌の繁殖もあり、予想外の病気をもらってくることもあります。衛生的ではないと考える銭湯にはできるだけ小さい子供を連れていかないのがいいとされています。

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