遺伝だとあきらめないで!子供の身長を伸ばすためにできること

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親にとって将来子供の背が高くなるかどうかは気になるもの

私も夫も背が高くないから期待はできないわ・・・

パパやおじいちゃんは背が高いからたぶん大丈夫!

なんて、遺伝的に決まっているもの、自然にまかせてコントロールできないものと思ってしまっていませんか?

そうでもありませんよ。知っていると伸ばせるかもしれない!?

身長に関する知識をひろってみました



身長を伸ばすのに大切なことって?

子供の身長は親や遺伝だけでは決まりません。
遺伝の影響ももちろんありますが、それプラスαが大切なんです。
そのプラスαってなんでしょう? それは、「成長ホルモン」です。
子供の骨は柔らかくて、関節などの軟骨部分が伸びていくので骨が成長して身長が伸びるのです。
大人になるとその柔らかい部分が堅くなって伸びなくなります。
身長を伸ばすにはその骨の成長を促す成長ホルモンの分泌を多くすればよいのです。

成長に必要なもの ①栄養

身長を伸ばすのに必要な栄養素はなんといってもカルシウム!?
「牛乳を飲んだら背が伸びる」と聞いてたくさん飲んだことある人、少なくないですよね。
でもこれって本当は間違いです。
背を伸ばすのに重要なのは、実は「骨や肉の材料」となるタンパク質です。
タンパク質は骨の成長に不可欠な「成長ホルモン」の分泌を促す作用もあります。
肉やお魚、大豆製品などをしっかり摂りましょう。
いっぽうのカルシウムは「骨を強くする」栄養素。
もちろんこちらも大切ですが、牛乳に限らずチーズやヨーグルト、小松菜、豆腐、干しえび・・・などなどカルシウムの豊富なものはまだまだたくさんあります。
さまざまな食品から取り入れた方が他の栄養素も摂取できて育ち盛りの子供の成長にGood!
ちなみに、カルシウムばかり大量に摂るのはNG!
バランスよく摂ることが大切なのです。
さらに付け加えるなら、「楽しく食べる」ことがとても重要!カルシウムやタンパク質は、リラックスして食べた方が効率よく吸収できるのですよ。

成長に必要なもの ②運動

子供の身長を伸ばすのに大切なもの、それは適度な運動です。
からだを思いっきり動かすこと。お外や公園で遊ばせること。
そうすることで成長ホルモンの分泌が促されます。
特別なスポーツでなくてもOK!
キャッチボールや鬼ごっこ、家族でハイキングなどに出かけたり、のびのびとからだを動かすと骨に適度な刺激を与えるだけでなくお腹も空いて食欲がでますね。
夜もぐっすりと眠れるようになり、睡眠中の成長ホルモン分泌も促します。
その逆に、消耗の激しい過度な運動はからだの負担となり成長を妨げてしまいます。

成長に必要なもの ③睡眠

「寝る子は育つ」ということわざは本当です。
といっても、朝寝坊や日中ごろごろ寝てばかりいると伸びる・・・わけではありませんね。
子供の成長にとって非常に大切な「成長ホルモン」は昼間起きているときより夜寝ているときのほうが多く分泌されます。
しかし、日本の子供たちは幼児・小学生のうちから習い事や塾、TV、ゲームなど夜型の生活が多く、結果的に寝る時間が減ってしまっています。
睡眠時間の確保はとても大切。
中学生くらいまでの成長過程にある時期は睡眠時間とのバランスをとりながら生活を組み立てることができるよう親が気を配りましょう。
夜中にトイレに起きないように寝る前には水分をひかえる、熟睡できるように寝る前はリラックスできる環境を整える、などの工夫も大切でしょう。

いちばん大切なものは「愛情」

思春期は子供にとってこころとからだがおとなへと変化していく時期です。
身長はこの頃にいちばん大きく伸びますね。
でも思春期を過ぎると成長は止まります。
「成長ホルモン」はおとなのからだになると背を伸ばすことより骨を丈夫にすることに役立つようになるからです。
両親が離婚したり家庭内で夫婦げんかが絶えないなど、子供が精神的に不安定な状態が続くと、無意識に早く大人になろうとして思春期が早く訪れるそうです。
カロリーの摂りすぎや肥満も思春期の到来を早めます。
子供の身長を伸ばそうと思ったら、思春期前までの成長がとても大切。
成長に必要なものは、栄養・運動・睡眠ですが、もっと大切なものは何だと思いますか。
実は一番大切なのは「愛情」。
他がみんな足りていてもこれがなくては身長の伸びは悪くなるのです。
環境の変化やストレスなど、成長期にはいろいろなことが子供の精神面に影響します。
家庭でリラックスできる。親を信頼して甘えられる。当たり前だけどとっても大切なこと。
子供の情緒が安定してのびのび育つためには何より愛情が必要なんですね。

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